６節が終了した北中米ワールドカップ・アジア最終予選で、日本代表はここまで５勝１分けの勝点16で、２位のオーストラリアに９ポイント差をつけてグループCの首位を独走。22得点２失点と他を圧倒している。

　残りの５チームが、勝点１差にひしめいているなか、オーストラリアのメディア『ROAR』は最終予選の特集記事の中で、森保ジャパンについて、「おそらくこの順位表の中で唯一本当に“まともな”チームである」と称えている。

「日本は、数々の素晴らしい記録で圧倒している。（二次予選も含めて）合計46ゴールと、全チーム中最多得点をマーク。わずか２失点しか許していない。（１点はオウンゴールのため）正確に言えば、得点されたのは１点のみだ」

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　同メディアは「日本は、2022年ワールドカップでのドイツとスペインに対する勝利が偶然ではなかったことを明らかに証明している。サッカーの長期プロジェクトに対する綿密な計画戦略により、頂点に到達できたのだ」と賛辞を続けた。

「2023年のアジアカップは期待外れに終わり、少し苦い思いをしたが、日本代表の戦績には影響しなかった。カタールでの残念な経験からすぐに立ち直った。これまでのところ、オーストラリアだけが１－１の引き分けで日本の猛攻を退け、他のチームは、強大なサウジアラビアですら日本の刀の威力に対処できなかった」

　そして、「日本が最終的に世界のトップグループに上り詰めるまでにはまだ長い道のりが残っているが、現在のワールドカップ予選での彼らの成績は、森保一監督のチームが嘘をついていないことを証明した。彼らは本気を見せている」と締め括っている。

　ワールドカップ優勝を目ざすという指揮官の目標は、決して空虚な夢ではないと感じているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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