自分の力を存分に発揮できる感触を強めている
サンフレッチェ広島はトルコでの一次キャンプを終え、1月29日から宮崎で二次キャンプを行なっている。
広島の2025年シーズンの開幕は早く、タイトだ。2月8日の「FUJIFILM SUPER CUP」で幕を開けると、アジア・チャンピオンズリーグ2のノックアウトステージ、Jリーグの開幕戦と続いていく怒涛の7連戦が組まれている。
急ピッチでチームを仕上げていかなければいけない状況で、宮崎に着いたミヒャエル・スキッベ監督は「これから過酷なシーズンが始まる。最初から連戦という厳しいスケジュールなので、それに向けて良い準備を進めていきたい」と話したが、その表情は明るい。
それはトルコで確かな手応えを掴めているから。
「練習試合を良い相手とでき、良い結果で終わることができた。新しい選手たちが本当に良い形でチームに馴染めているので、状態はすごく良い」
指揮官だけでなく選手たちの表情も明るい。加藤陸次樹はトルコで食事に苦労したようだったが、ピッチ上では充足感を覚えていた。
「非常に状態は良いです。ジャーメイン(良)選手とのコンビネーションがすごくやりやすかったので、手応えはすごくありました。ジャーメイン選手は何でもできるんで、すごく頼もしい」
左サイドから攻撃をクリエイトする東俊希も、新たなストライカーの万能性にワクワクしている。
「ふんわりしたクロスでも、上から叩くことができるって言っていた。そういう身体能力を持ってると思いますし、速いクロスとふんわりしたクロスのどっちがいいのか、しっかり自分のところで良い判断をしたい。裏に抜けるだけじゃなく、落ちてきて間でも受けてポストプレーもしてくる。その動きもしっかりと見ながらやっていますけど、両方できる選手なので、すごく楽しみですね」
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広島の2025年シーズンの開幕は早く、タイトだ。2月8日の「FUJIFILM SUPER CUP」で幕を開けると、アジア・チャンピオンズリーグ2のノックアウトステージ、Jリーグの開幕戦と続いていく怒涛の7連戦が組まれている。
急ピッチでチームを仕上げていかなければいけない状況で、宮崎に着いたミヒャエル・スキッベ監督は「これから過酷なシーズンが始まる。最初から連戦という厳しいスケジュールなので、それに向けて良い準備を進めていきたい」と話したが、その表情は明るい。
それはトルコで確かな手応えを掴めているから。
「練習試合を良い相手とでき、良い結果で終わることができた。新しい選手たちが本当に良い形でチームに馴染めているので、状態はすごく良い」
指揮官だけでなく選手たちの表情も明るい。加藤陸次樹はトルコで食事に苦労したようだったが、ピッチ上では充足感を覚えていた。
「非常に状態は良いです。ジャーメイン(良)選手とのコンビネーションがすごくやりやすかったので、手応えはすごくありました。ジャーメイン選手は何でもできるんで、すごく頼もしい」
左サイドから攻撃をクリエイトする東俊希も、新たなストライカーの万能性にワクワクしている。
「ふんわりしたクロスでも、上から叩くことができるって言っていた。そういう身体能力を持ってると思いますし、速いクロスとふんわりしたクロスのどっちがいいのか、しっかり自分のところで良い判断をしたい。裏に抜けるだけじゃなく、落ちてきて間でも受けてポストプレーもしてくる。その動きもしっかりと見ながらやっていますけど、両方できる選手なので、すごく楽しみですね」
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ジャーメイン本人も新たなチームへのフィット感は上々のようだ。
「広島はイメージしていた通りのサッカーだった。攻撃も守備も両方がアグレッシブですし、やっぱりサイドからは多く得点につなげていけると思う。中盤の2列目にも周りを使うのがうまい選手が多いんで、彼らと連係してチャンスを多く作れると思います」
1トップに求められる守備の面についても、頭と身体の両方で理解が進んでいる。
「広島の練習に最初に入った時、切り替えがみんなに染みついているなっていう印象があって、そこはフィットしていかないといけないところだと思いましたけど、自分も奪われた瞬間に、頭より先に身体が動くようになってきてます」
広島への移籍を決めたのは、広島のサッカーが自分にフィットすると思ったから。プレシーズンを過ごすなかで、自分の力を存分に発揮できる感触を強めているジャーメインが想定外だったこともあった。それはトルガイ・アルスランの存在だ。
「いや、もう、めちゃくちゃうまいっすね。ビックリしましたよ。トルガイは常に見てくれているし、中盤で時間を作ってくれる。すごく楽しみです」
今季はプレシーズンをチームと一緒に過ごすことができ、コンディションとコンビネーションの両面をフィットさせているドイツ人MFの非凡なパスセンスが、ジャーメインの引き出しをさらに増やしてくれる可能性もありそうだ。
広島デビューが近づくなか、ジャーメインは宮崎キャンプで得点を求めながら最終調整を行なう。
「ゲームをまだ90分間やってないんで、しっかりフルで動けるコンディションを作りたいし、結果にもこだわっていきたい。このチームのフォワードに求められているのは得点だけじゃないけど、それを全てやりながら得点を取れるのが自分の良さだと思う」
紫の新しいストライカーへの期待は最初からとても大きなものだったが、日を追うごとに本人も周囲もさらに期待を膨らませている。
取材・文●寺田弘幸
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「広島はイメージしていた通りのサッカーだった。攻撃も守備も両方がアグレッシブですし、やっぱりサイドからは多く得点につなげていけると思う。中盤の2列目にも周りを使うのがうまい選手が多いんで、彼らと連係してチャンスを多く作れると思います」
1トップに求められる守備の面についても、頭と身体の両方で理解が進んでいる。
「広島の練習に最初に入った時、切り替えがみんなに染みついているなっていう印象があって、そこはフィットしていかないといけないところだと思いましたけど、自分も奪われた瞬間に、頭より先に身体が動くようになってきてます」
広島への移籍を決めたのは、広島のサッカーが自分にフィットすると思ったから。プレシーズンを過ごすなかで、自分の力を存分に発揮できる感触を強めているジャーメインが想定外だったこともあった。それはトルガイ・アルスランの存在だ。
「いや、もう、めちゃくちゃうまいっすね。ビックリしましたよ。トルガイは常に見てくれているし、中盤で時間を作ってくれる。すごく楽しみです」
今季はプレシーズンをチームと一緒に過ごすことができ、コンディションとコンビネーションの両面をフィットさせているドイツ人MFの非凡なパスセンスが、ジャーメインの引き出しをさらに増やしてくれる可能性もありそうだ。
広島デビューが近づくなか、ジャーメインは宮崎キャンプで得点を求めながら最終調整を行なう。
「ゲームをまだ90分間やってないんで、しっかりフルで動けるコンディションを作りたいし、結果にもこだわっていきたい。このチームのフォワードに求められているのは得点だけじゃないけど、それを全てやりながら得点を取れるのが自分の良さだと思う」
紫の新しいストライカーへの期待は最初からとても大きなものだったが、日を追うごとに本人も周囲もさらに期待を膨らませている。
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