ナイジェリア代表FWに暴行疑惑が急浮上した。トルコ・メディア『POSTA』が独占記事として公開すると、欧州メディアも 引用してショッキングな出来事を報じている。
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　蛮行に及んだとされるのは、ナポリ（イタリア）からガラタサライ（トルコ）にレンタル移籍中のヴィクター・オシムヘンだ。現在26歳のストライカーは、イスタンブールで友人３人とナイトクラブから出てきたところを『POSTA』のトルガ・ボズドゥマン記者ら取材クルーにキャッチされる。楽しんでいるところに水を差されて不快に感じたのか、2022―23シーズンのセリエＡ得点王は同記者に暴行を加え、激しい口調で恫喝もしたという。

　ボズドゥマン記者が恐怖の一部始終を振り返る。

「カメラのフラッシュをたいた瞬間、事態は瞬く間に大パニックになった。彼（オシムヘン）は叫びながら私のほうに走ってきて、カメラを取り上げようとしたんだ。そこで抵抗すると私の頭を殴ってきてね。まだ頭の右側が痛むよ。それから彼はなにやら悪態をつきはじめて、『撮ったものを破棄したらカネをやるよ』と持ち掛けてきた。もちろん拒否したさ。すると最後は『お前、破滅させるぞ！』と脅迫してきたんだ」
 

　記事では黄色いパーカーを来たオシムヘンが怒りに満ちた表情を浮かべる画像も紹介されており、現場の緊迫感が伝わってくる。

　今シーズンのガラタサライではここまでリーグ戦で11得点・４アシスト（14試合）、ヨーロッパリーグでも４得点・２アシスト（５試合）と結果を出しているオシムヘン。はたして今後どのような展開を迎えるのか、注視する必要がありそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【画像】トルコ人記者に怒りの表情をみせるオシムヘン