プレミアリーグで首位のリバプールを追う２位のアーセナルは、エースのブカヨ・サカが怪我で離脱している。

　その穴埋め候補として、同じ左利きの右ウイングであるレアル・ソシエダの久保建英の名前が挙がっているのは周知の事実だ。

　だが、ここにきて、新たな日本人選手の名前が浮上した。先日のマンチェスター・ユナイテッド戦で１ゴール・１アシストと躍動したブライトンの三笘薫だ。

　アーセナルの専門サイト『ARSENAL INSIDER』は１月22日、「ミケル・アルテタ監督はアーセナルの攻撃の問題を解決するためにマテウス・クーニャを忘れて、別のプレミアリーグのスターと契約しなければならない」と見出しを打った記事を掲載。次のように綴った。

「アーセナルは今年の１月に数人のフォワードの移籍が濃厚とされており、現在多くのファンの間でマテウス・クーニャの名前が挙がっている。ファブリツィオ・ロマーノ記者は火曜日の朝、アーセナルがクーニャ獲得に興味を示しており、移籍市場最終週を前にこの取引は注目に値すると明かした。しかし、ウォルバーハンプトンがこのブラジル人選手に高額の移籍金を要求する可能性が高いため、アーセナルはフォワード獲得のために他を探す必要がある」
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　同メディアは、「アーセナルはマテウス・クーニャではなくミトマをターゲットにすべき」と主張した。

「アーセナルは過去にミトマの噂があったが、今こそブライトンのウインガーの獲得を検討すべきだ。27歳はキャリアの絶頂期にあり、プレミアリーグレベルで実力を発揮している。彼はアルテタのシステムに適応するのにほとんど時間を必要とせず、すぐに活躍する準備ができているだろう」

　記事は「ミトマのドリブル能力、ペナルティエリア内でDFを引きはがし、チャンスを創り出す能力は、サカ不在時の創造性の穴を埋めるのに役立つだろう」と見解を示している。

「彼の存在により、マルチネッリは、土曜日の夜のアストン・ビラ戦でその適性を示したように、右サイドのFWとしてゴールを決めることに集中できるようになり、トロサールはハバーツの代役としてより頻繁に中央に配置され、より効果的に機能するようになるだろう」

『ARSENAL INSIDER』は「ブライトンはかなりの移籍金を要求するだろうが、それはおそらくクーニャなど他の選択肢よりも控えめなものになるだろう。一方、シーガルズはファビアン・ヒュルツェラー監督のチームにすでに適切な代役がいることから、高額のオファーに誘惑されるかもしれない」と続けている。

　まだ、具体的な話があるわけではないが、電撃移籍の可能性もなくはないだろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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