ブライトンの三笘薫は現地１月19日に行なわれたプレミアリーグ第22節のマンチェスター・ユナイテッドで１ゴール・１アシストと躍動。敵地オールド・トラフォードでの３－１勝利に大きく寄与した。

　開始５分に圧巻のトラップからのラストパスで、先制点をお膳立てすると、１－１で迎えた60分には、右サイドからヤンクバ・ミンテが上げたクロスに飛び込み、勝ち越しゴールを奪ってみせた。
【動画】三笘薫がマンU相手に圧巻の１ゴール・１アシスト
　聖地で大暴れした日本代表アタッカーの活躍は、海外メディアにも衝撃を与えたようだ。スペインの大手紙『SPORT』はユナイテッドの10番を背負うマーカス・ラッシュフォードを引き合い出し、「ミトマはラッシュフォードよりはるかに優れている。そしてユナイテッドはそれを知っている」と題した記事を掲載。「ブライトンの日本人選手は、オールド・トラフォードで独演会を披露し、輝いた」と伝えた。

「ミトマは、どこに行っても見ていて楽しいトラブルメーカーであり続けている。チケット代を払う価値のある選手だ。ブライトンに１－３で敗れた試合でオールド・トラフォードのスタンドを埋め尽くした７万人以上のファンは、シーガルズの背番号22のリプレーを繰り返し見て帰宅した」
 

　同紙は「ミトマはゴールとアシストを決めてMVPに輝き、ユナイテッドのDFを狂わせた。DFはミトマの左サイドからの攻撃を止めることができず、結局、ミトマの才能に屈した」と綴り、こう賛辞を続けている。

「驚異的なドリブル技術、インテリジェンス、そしてボールを扱う際の悪魔のようなスピードを備えたウイングであるこの日本人選手は、そのレベルが少しも落ちていないことを証明した。これは彼にとって２試合連続の得点であり、フィニッシュが主な役割ではないにもかかわらず、彼はすでに昨シーズンの記録を超えており、昨季の３点に対して５ゴールをマークしている」

　27歳がイングランドの名門を相手に特大のインパクトを残した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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