遠藤航が所属するリバプールは、アルネ・スロット体制１年目でプレミアリーグ王座返り咲きを目ざしている。チャンピオンズリーグでも首位に立ち、躍進が期待されているところだ。

　一方で、将来も注目されている。主将フィルジル・ファン・ダイクやトレント・アレクサンダー＝アーノルド、そしてモハメド・サラーの現行契約が今季いっぱいで満了となるからだ。

　サラーが契約を延長するかどうかはまだ分からない。ただ、クラブは退団に備える必要がある。そして後釜候補のひとりとして以前から話題となっているのが、日本代表の久保建英だ。

　リバプール専門サイト『Anfield Watch』は１月19日、「前線のあちこちで起用できるクボは、卓越したドリブルとフィニッシュを持ち、素晴らしいクロスボールも入れられるだけに、サイドから脅威となることができるだろう」と報じた。

「また、まだ23歳だけに、クボがスロットの下でさらに成長する余地は十分だ」

「まだサラーのレベルではないが、日本代表は現在のリバプール攻撃陣にとって良い補強の選択肢となるだろう。サラーにとてもよく似た特徴で、アンフィールドでさらにそのプレーを高められるかもしれない。完璧な後釜がいるとすれば、それは彼だ」

【画像】日本代表を応援する「美女サポーター」を厳選

　先日、久保獲得にフェデリコ・キエーザ、遠藤、そしてハービー・エリオットを差し出す可能性がうわさになった。同メディアは「彼らのひとりを手放せばさらに補強が必要だ。だが、３人とも直近で移籍がうわさされた選手で、クボの取引に絡むかによらず、夏に去る可能性がある」と伝えた。

「サラーの去就はまだ決まっていない。アンフィールドに残る可能性もある。だが、リバプールがタリスマンの後釜を探すときに、クボが多くの候補を上回ることは確かだろう」

　スペインでも古巣バルセロナやレアル・マドリーの関心が報じられ、ますます注目されている久保争奪戦。日本代表アタッカーの今後はどうなるのか、進展から目が離せない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【記事】「日本人で一番有名な選手になるかもしれない」内田篤人が規格外の22歳を絶賛！欧州ビッグクラブも関心「世界のトップ５に…」

【記事】「日本人が多すぎる」なんと日本から６人選出！ 24年の“アジアベスト11”に海外反響！「日本のクオリティは高くなるばかりだ」

【画像】小野伸二、セルジオ越後、大久保嘉人、中村憲剛ら28名が厳選した「 J歴代ベスト11」を一挙公開！