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「植田か昌子のどっちかのファウル」17年の鹿島V逸、当事者は「もうイラつきすぎて」。試合後の秘話も「ミツさんが号泣しててさ」

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェストWeb編集部

2025年01月21日

磐田のレフティは「昌子、こういう時もある」

最終節で優勝を逃した17年の鹿島。俊輔は「いつもの鹿島じゃないけど、エンジンのかかりが遅かったり、迫力が少しなかったのかな」と試合を振り返った。写真:徳原隆元

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 2017年のJ1最終節、勝てば文句なしでリーグ連覇が決まるアウェー磐田戦で、鹿島は0-0のスコアレスドロー。同節で大宮に5-0で勝利した川崎に勝点で並ばれ、得失点で下回り、逆転優勝を許した。

 西大伍のYouTubeチャンネルで“鹿島忘年会”が公開され、かつてのチームメイトが集まり、8年前の“V逸”を語り合う。

 磐田戦では43分、遠藤康の右CKを植田直通がヘッドで押し込む。待望の先制点かと思われたが、直前のプレーでファウルが認められ、得点には至らなかった。

 このシーンを当事者の昌子源が振り返る。

「俺がナオのマークと(磐田の大井)健太郎さんに、おもっくそ引っ張られて、頑張って俺が耐えとったら、2人が倒れた。そうしたら、(主審が笛を)ピって。『何のファウル?』って言ったら、『植田か昌子のどっちかのファウルです』って」

 この判定に昌子は納得がいかなかったが、磐田の中村俊輔に「昌子、こういう時もある」と言い聞かされたという。
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 それでも昌子は怒りが収まらなかった。「僕、初めてハーフタイムに(強化部の)吉岡さんに言ったんですよ。『あんなんやっていて、いいんですか?』って。(監督の大岩)剛さんに『まだ後半がある』と言われて、でももうイラつきすぎて」。

 後半も果敢に攻めたがゴールを奪えない。86分には山本脩斗が決定的なヘディングシュートを放ったが、枠を捉え切れない。そのままタイムアップを迎えた。

 また試合後の逸話を遠藤が明かす。「ミツさん(小笠原満男)が号泣しててさ」。これを聞いて、永木亮太は「え、そうなの? マジ?」と驚く。「ミツさんも、あの年にけっこう懸けていた。自分が出ようが、出まいが」と遠藤が続ける。

 この時の悔しさも発奮材料になったのかもしれない。翌18年、鹿島はリーグで3位に終わったが、ACLを初制覇し、節目の20冠を達成した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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