「何も残せなかった僕が言うなんて失礼かもしれませんが…」FC東京から千葉への完全移籍で退路を断った品田愛斗の“渾身のメッセージ”「東京から離れていく選手だからこそ言えること」
カテゴリ:Jリーグ
2024年12月26日
「現状を踏まえてこうするしかない」
2024年12月25日、FC東京が「品田愛斗のジェフユナイテッド市原・千葉への完全移籍」を発表した。
レンタルから完全移籍に切り替え、いわば退路を断った品田。FC東京では石川直宏、橋本拳人らと同じ“18番”を背負っていたが、これといった活躍ができなかった。その無念を示す想いが以下のコメントに記されていた。
レンタルから完全移籍に切り替え、いわば退路を断った品田。FC東京では石川直宏、橋本拳人らと同じ“18番”を背負っていたが、これといった活躍ができなかった。その無念を示す想いが以下のコメントに記されていた。
「このたび、ジェフユナイテッド市原・千葉に完全移籍することになりました。
簡単な決断ではありませんでした。考えられるすべての視点やいろいろな方の思いも含めて考えました。千葉でプレーしたいという思いが一番ですが、現状を踏まえてこうするしかないと思うという話はさせてもらいました。もちろん今シーズンの自分が積み上げたものには自信もありましたし、戻ってもやれるという自信もあります。ですが、足りないものがあることも自分で理解しています。
今は文面では伝えきれない、たくさんの思いがありますが、その中でも大きいのはここまで結果を残せなかったみなさんへの申し訳ない気持ち、悔しい気持ち、愛するクラブを離れる寂しい気持ちです。
東京には期限付き移籍の期間を含めて7シーズンも在籍していましたが、何も残せなかった僕がこんな事を言うなんて失礼かもしれませんが、もっと東京には強くなってほしいので伝えさせていただきます。
ヴァンフォーレ甲府、ジェフユナイテッド市原・千葉でプレーをさせてもらって、ファン、サポーターのみなさまのチームへの寄り添い方でチーム、選手は成長するし、強くなるし、100パーセント以上のパワーが出るものだと改めて感じました。もちろん今でも、十分に選手たちの力になってくれていると思いますし、選手とファン・サポーターにはある程度の距離があるので、難しいことが多いことも理解しています。
優しくすれば良いものではありませんが、辛い時の後押しこそ、やはりこの人たちのために頑張ろう、勝とうと思えます。
当たり前の存在だと思ってしまうのはダメですが、良くない時でも最後には後押しをして選手に前を向かせてほしいです。
これはきっと東京から離れていく選手だからこそ言えることだと思います。東京がもっと強い素晴らしいクラブになっていく過程に自分がいれないのは残念ですが、僕はまた必ず戻ってきたいと思っています。アカデミー、スクール、期限付き移籍の期間を合わせて約16年間本当にありがとうございました」
この渾身のメッセージは、ファン・サポーターを含めたFC東京に関わる全ての人にどう響いているのか。
構成●サッカーダイジェストTV編集部
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簡単な決断ではありませんでした。考えられるすべての視点やいろいろな方の思いも含めて考えました。千葉でプレーしたいという思いが一番ですが、現状を踏まえてこうするしかないと思うという話はさせてもらいました。もちろん今シーズンの自分が積み上げたものには自信もありましたし、戻ってもやれるという自信もあります。ですが、足りないものがあることも自分で理解しています。
今は文面では伝えきれない、たくさんの思いがありますが、その中でも大きいのはここまで結果を残せなかったみなさんへの申し訳ない気持ち、悔しい気持ち、愛するクラブを離れる寂しい気持ちです。
東京には期限付き移籍の期間を含めて7シーズンも在籍していましたが、何も残せなかった僕がこんな事を言うなんて失礼かもしれませんが、もっと東京には強くなってほしいので伝えさせていただきます。
ヴァンフォーレ甲府、ジェフユナイテッド市原・千葉でプレーをさせてもらって、ファン、サポーターのみなさまのチームへの寄り添い方でチーム、選手は成長するし、強くなるし、100パーセント以上のパワーが出るものだと改めて感じました。もちろん今でも、十分に選手たちの力になってくれていると思いますし、選手とファン・サポーターにはある程度の距離があるので、難しいことが多いことも理解しています。
優しくすれば良いものではありませんが、辛い時の後押しこそ、やはりこの人たちのために頑張ろう、勝とうと思えます。
当たり前の存在だと思ってしまうのはダメですが、良くない時でも最後には後押しをして選手に前を向かせてほしいです。
これはきっと東京から離れていく選手だからこそ言えることだと思います。東京がもっと強い素晴らしいクラブになっていく過程に自分がいれないのは残念ですが、僕はまた必ず戻ってきたいと思っています。アカデミー、スクール、期限付き移籍の期間を合わせて約16年間本当にありがとうございました」
この渾身のメッセージは、ファン・サポーターを含めたFC東京に関わる全ての人にどう響いているのか。
構成●サッカーダイジェストTV編集部
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