元鹿島のセルジーニョはすでに中国で5年間プレー
北中米ワールドカップ・アジア最終予選は先月までに第6戦を終えて、グループCは日本が勝点16(5勝1分け)で首位を独走している。一方で2位以下は大混戦だ。日本と2位オーストラリアの差は9ポイントあるが、そこから最下位の中国まではわずか1ポイント。5チームがひしめき合っており、残る4試合は熾烈なバトルの連続となりそうだ。
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そんななか、現地12月5日に『北京青年報』など中国の複数メディアが伝えたのが、中国代表に関する新たな帰化選手の情報だ。DRコンゴ出身のFWオスカル・マリトゥと、かつて鹿島アントラーズでもプレーしたブラジル出身の攻撃的MF、セルジーニョ。この両選手が帰化申請の正式な手続きに入ったと報じられ、来年3月に再開されるW杯最終予選までに認可される見込みだとしている。
現在25歳のオスカルは屈強なターゲットマンで、2019年から中国で活躍してきた。来季は2部リーグ優勝で昇格を果たした雲南玉昆に加入することが決まっている。29歳のセルジーニョはいまや中国スーパーリーグを代表するスター選手で、長短の正確なパスと図抜けたキープ力が健在。中国での生活はすでに5年目を迎え、鹿島時代にはACLのゲームも多く経験しており、アジアを熟知するMFだ。
中国メディア『捜狐体育』は「オスカルとセルジーニョが帰化すれば、W杯予選を戦う中国代表にとって途轍もない朗報だ。なぜなら彼らはチームが抱える弱点、すなわち前線の人材不足と中盤の創造性の欠如を、間違いなく補ってくれるからだ」と大歓迎。「もちろんブランコ・イバンコビッチ監督の戦術にフィットするかは未知数ながら、カウンターからの得点を求めるスタイルに適したタレントであるのは確かだろう」とも論じる。
さらに同メディアは、「申請中の選手たちを含めてすべて実現すれば、中国代表が起用できる帰化選手は総勢9名に達することになる。DFが1名、MFが4名、FWが4名とバランスも良い。W杯出場へ新たな希望が生まれた」と言及。その9名の顔ぶれは以下の通りだ。
DF タイアス・ブラウニング(イングランド出身/上海海港所属/30歳)
MF ニコ・イェナリス(イングランド出身/北京中赫国安所属/31歳)
MF ジョン・ホウ・サテル(ノルウェー出身/ランハイム所属/26歳)
MF ペドロ・デルガド(ポルトガル出身/山東泰山所属/27歳)
MF セルジーニョ(ブラジル出身/長春亜泰所属/29歳)
FW オスカル・マリトゥ(DRコンゴ出身/雲南玉昆所属/25歳)
FW エウケソン(ブラジル出身/成都蓉城所属/35歳)
FW アラン(ブラジル出身/青島西海岸所属/35歳)
FW フェルナンジーニョ(ブラジル出身/山東泰山所属/31歳)
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そんななか、現地12月5日に『北京青年報』など中国の複数メディアが伝えたのが、中国代表に関する新たな帰化選手の情報だ。DRコンゴ出身のFWオスカル・マリトゥと、かつて鹿島アントラーズでもプレーしたブラジル出身の攻撃的MF、セルジーニョ。この両選手が帰化申請の正式な手続きに入ったと報じられ、来年3月に再開されるW杯最終予選までに認可される見込みだとしている。
現在25歳のオスカルは屈強なターゲットマンで、2019年から中国で活躍してきた。来季は2部リーグ優勝で昇格を果たした雲南玉昆に加入することが決まっている。29歳のセルジーニョはいまや中国スーパーリーグを代表するスター選手で、長短の正確なパスと図抜けたキープ力が健在。中国での生活はすでに5年目を迎え、鹿島時代にはACLのゲームも多く経験しており、アジアを熟知するMFだ。
中国メディア『捜狐体育』は「オスカルとセルジーニョが帰化すれば、W杯予選を戦う中国代表にとって途轍もない朗報だ。なぜなら彼らはチームが抱える弱点、すなわち前線の人材不足と中盤の創造性の欠如を、間違いなく補ってくれるからだ」と大歓迎。「もちろんブランコ・イバンコビッチ監督の戦術にフィットするかは未知数ながら、カウンターからの得点を求めるスタイルに適したタレントであるのは確かだろう」とも論じる。
さらに同メディアは、「申請中の選手たちを含めてすべて実現すれば、中国代表が起用できる帰化選手は総勢9名に達することになる。DFが1名、MFが4名、FWが4名とバランスも良い。W杯出場へ新たな希望が生まれた」と言及。その9名の顔ぶれは以下の通りだ。
DF タイアス・ブラウニング(イングランド出身/上海海港所属/30歳)
MF ニコ・イェナリス(イングランド出身/北京中赫国安所属/31歳)
MF ジョン・ホウ・サテル(ノルウェー出身/ランハイム所属/26歳)
MF ペドロ・デルガド(ポルトガル出身/山東泰山所属/27歳)
MF セルジーニョ(ブラジル出身/長春亜泰所属/29歳)
FW オスカル・マリトゥ(DRコンゴ出身/雲南玉昆所属/25歳)
FW エウケソン(ブラジル出身/成都蓉城所属/35歳)
FW アラン(ブラジル出身/青島西海岸所属/35歳)
FW フェルナンジーニョ(ブラジル出身/山東泰山所属/31歳)
ただ実際のところ、今年3月から中国代表の指揮を執るイバンコビッチ監督は帰化選手の起用にさほど積極的ではない。W杯最終予選では招集はするものの、スタメン起用したのはブラウニングとフェルナンジーニョのみで、1対3で敗れた11月19日の日本戦ではついにひとりもピッチに投入しなかった。若手・中堅の中国人選手を抜擢登用に重きを置いている印象だ。
地元メディアは過熱しているが、クロアチア人指揮官がイメージする強化プランにはたして帰化選手が必要なのか否か。オスカルとセルジーニョの帰化申請の行方とともに、今後の動向が注目される。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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