日本代表MFの田中碧は、チャンピオンシップ（イングランド２部）のリーズに移籍してから評価を高めている。チームメートの負傷離脱を機にめぐってきたチャンスを生かし、中盤のレギュラーに定着。先発フル出場を続け、今夏最大のヒット補強との呼び声も高い。

　ブンデスリーガ２部デュッセルドルフからの移籍について語るなかで、代理人は田中がプレミアリーグでも戦っていけるだけの選手との見解を示した。実際、田中は現在リーグ３位のリーズを１部昇格に導くことを目標としているだろう。

　リーズ専門サイト『MOT Leeds News』は12月２日、代理人の発言を紹介し、「その言葉は真実に思われる」と報じた。

「チャンピオンシップにおけるタナカの素晴らしい安定したパフォーマンスは、彼が下のレベルでプレーしていることを示唆している。そしてイングランドであろうがそうでなかろうが、来季はトップリーグでプレーするのが避けられないだろう。そのため、長く待ち望まれているプレミアリーグへの復帰は、タナカが来季もエランド・ロードに残ることを確実にするために必要となる」
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　同メディアは「もちろん、リーズのサポーターはタナカが４年契約をエランド・ロードでまっとうすることを望んでいるだろう。だがそれは、今シーズンがどうなるか次第だ」と続けている。

「実際、もう１年２部で待たなければいけなくなったら、リーズは高額オファーを受け入れる以外に選択肢がなくなるかもしれない。タナカの名前がプレミアリーグとともに語られるのが、これが最後にならないことは確実だろう」

　田中とリーズは昇格を果たし、ともに来季のプレミアリーグで戦うことができるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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