リーズに所属する日本代表MFの田中碧は、レギュラーに定着してから絶賛されている。

　田中は11月24日、チャンピオンシップ（イングランド２部）の第16節スウォンジー戦で９試合連続の先発フル出場を達成。勝利に貢献する働きを高く評価された。

　データサイト『Opta』のスタッツ担当者は、パス成功317本とボール奪取31回が11月のイングランドのトップ４リーグにおけるMFで最多の数字だと伝えている。
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『FootballFanCast』は11月26日、「日本人マエストロは11月、特に印象的な活躍だった」と称賛。Optaのデータは、「相手からボールを奪い、パスでプレーを統率するということ、自分たちのゴールを守り、攻撃でより創造的になるという点で、今月の彼がイングランド最高のMF、そしておそらくは最高の選手だったことを示唆している」と報じた。

「今季のタナカは一貫してパサーとしてクオリティを発揮し、守備面で存在感を見せてきた。地上戦と空中戦のデュエルで相手を支配しており、フィジカル勝負で上回るのが難しいことを示している。今月の彼は素晴らしい数のパスを出し、成功率は91％。いかにチームがポゼッションを支配するのに彼が重要かを示している」

「全般的に、295万ポンド（約５億6000万円）での補強は絶対的な掘り出し物のヒットだったようだ。ダニエル・ファルケ監督は今後も彼がこの調子を保てるように願っているだろう」

　リーズは27日にルートン、30日にブラックバーンと対戦する。10月の月間MVPに選ばれた田中は、11月も最高のかたちで締めくくれるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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