相良のスルーパスからフィニッシュ
[J2最終節]仙台 2-1 大分/11月10日/ユアテックスタジアム仙台
勝てばJ1昇格プレーオフ出場が決まる大分との大一番に臨んだ仙台。16分に相手のオウンゴールで先制し、1点リードで試合を折り返して、50分に2点目が生まれる。
中盤でボールを奪ったMF郷家友太がMF相良竜之介にパス。相良がドリブルで相手選手を次々と抜き去りスルーパス。そこに合わせたのが、前へ上がってきていた郷家だった。
「リュウ(相良)がどこを選ぶか分かりませんでしたが、大声で呼びました。これまであいつにいっぱいアシストしてきたので、最後折り返しが来て良かった」と郷家は喜ぶ。
終了間際に1点を返されるも、2-1で勝利した仙台はプレーオフ出場が確定。試合後のヒーローインタビューで涙を見せた郷家は「昨年の不甲斐ない成績からここまで、何かをかけて戦う試合がここ2年間なかったので、僕自身、気合が入っていましたし、プレッシャーがないと言っていたのですが、どこかで持っていたところはあったと思います。何も成し遂げてはいないですが、ちょっと解放されて、感情的になりました」と語る。
森山佳郎監督もこのゴールを喜んだ。「(ゲーム)キャプテンを途中からやってくれて、チームへの貢献度、献身性の非常に高い選手が最後にああやってチームの勝利を決定づけるようなゴールを決めてくれたことは非常に良かった」と、全38試合に出場し、攻撃だけでなく守備でも全力を尽くした郷家を称えた。
【動画】勝利への執念が生んだゴール!郷家友太の決勝弾
勝てばJ1昇格プレーオフ出場が決まる大分との大一番に臨んだ仙台。16分に相手のオウンゴールで先制し、1点リードで試合を折り返して、50分に2点目が生まれる。
中盤でボールを奪ったMF郷家友太がMF相良竜之介にパス。相良がドリブルで相手選手を次々と抜き去りスルーパス。そこに合わせたのが、前へ上がってきていた郷家だった。
「リュウ(相良)がどこを選ぶか分かりませんでしたが、大声で呼びました。これまであいつにいっぱいアシストしてきたので、最後折り返しが来て良かった」と郷家は喜ぶ。
終了間際に1点を返されるも、2-1で勝利した仙台はプレーオフ出場が確定。試合後のヒーローインタビューで涙を見せた郷家は「昨年の不甲斐ない成績からここまで、何かをかけて戦う試合がここ2年間なかったので、僕自身、気合が入っていましたし、プレッシャーがないと言っていたのですが、どこかで持っていたところはあったと思います。何も成し遂げてはいないですが、ちょっと解放されて、感情的になりました」と語る。
森山佳郎監督もこのゴールを喜んだ。「(ゲーム)キャプテンを途中からやってくれて、チームへの貢献度、献身性の非常に高い選手が最後にああやってチームの勝利を決定づけるようなゴールを決めてくれたことは非常に良かった」と、全38試合に出場し、攻撃だけでなく守備でも全力を尽くした郷家を称えた。
【動画】勝利への執念が生んだゴール!郷家友太の決勝弾
試合の勝因を問われた郷家は「やっぱり熊本戦から学んだことですかね。早い時間に点を取って勝っているのに、強引に取りに行ってスペースを空けてしまったので、今日はピッチの中でもベンチワークも、みんなが意思統一して、行く・行かないがハッキリしていたのが今日勝てた要因です」と、前節で敗れた熊本戦の反省が活きたという。
「今年のチームは敗戦からしっかり学ぶことが多くて、熊本戦の敗因をみんなが克服して臨めたので、ピンチは少しありましたけど、失点する気配はないかなとピッチの中で感じていました」と語る通り、今季の仙台は連敗が2回しかなく、3連敗以上したことがない。たとえ負けてもすぐに立て直せるチームだという自信が、冷静なプレーを生んだ。
大一番を前にした心境を問われても「いつもよりぐっすり寝て、コンディションも良かったですし、たまにあるのですが、朝にカーテンを開けた時から、今日いけそうな気がするという感覚がありました」と、朝からやる気に満ちていたという。
故郷宮城を背負い、心技体の全てが充実の時を迎えた郷家は、プレーオフに向けて「守備のところからしっかり入って、今年の後半戦も長崎に勝てそうでしたし、いろいろもっとみんなで研究して、反省して、3週間準備したい」と意気込み、チームをJ1昇格に導こうとしている。
取材・文●小林健志(フリーライター)
【記事】仙台が土壇場6位浮上でJ1復帰に望み! 決勝点の郷家友太が涙。勝負のPOへ「まだ成し遂げたわけじゃない。あと2試合力を貸してください」
「今年のチームは敗戦からしっかり学ぶことが多くて、熊本戦の敗因をみんなが克服して臨めたので、ピンチは少しありましたけど、失点する気配はないかなとピッチの中で感じていました」と語る通り、今季の仙台は連敗が2回しかなく、3連敗以上したことがない。たとえ負けてもすぐに立て直せるチームだという自信が、冷静なプレーを生んだ。
大一番を前にした心境を問われても「いつもよりぐっすり寝て、コンディションも良かったですし、たまにあるのですが、朝にカーテンを開けた時から、今日いけそうな気がするという感覚がありました」と、朝からやる気に満ちていたという。
故郷宮城を背負い、心技体の全てが充実の時を迎えた郷家は、プレーオフに向けて「守備のところからしっかり入って、今年の後半戦も長崎に勝てそうでしたし、いろいろもっとみんなで研究して、反省して、3週間準備したい」と意気込み、チームをJ1昇格に導こうとしている。
取材・文●小林健志(フリーライター)
【記事】仙台が土壇場6位浮上でJ1復帰に望み! 決勝点の郷家友太が涙。勝負のPOへ「まだ成し遂げたわけじゃない。あと2試合力を貸してください」