【キリンカップ速報】日本、終盤の猛攻及ばず… ボスニアに1-2で敗れる

カテゴリ:日本代表

サッカーダイジェストWeb編集部

2016年06月07日

後半もチャンスを掴むが決め手を欠く展開。

宇佐美の突破からラストパスを受けた清武がゴールに蹴り込み、日本が先制。しかし、その直後に同点弾を奪われた。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

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[キリンカップ]日本代表 1-2 ボスニア・ヘルツェゴビナ代表
6月7日/市立吹田サッカースタジアム

 キリンカップの日本対ボスニア・ヘルツェゴビナは、大阪・市立吹田サッカースタジアムで19時30分にキックオフされ、日本は1-2で敗れた。ボスニア・ヘルツェゴビナが今大会を制した。

 日本はA代表初スタメンとなる浅野拓磨を起用するなど、3日のブルガリア戦から先発4人を入れ替えた。GKは西川周作、最終ラインは右から酒井高徳、吉田麻也、森重真人、長友佑都。中盤はボランチに長谷部誠、柏木陽介が入り、トップ下に清武弘嗣が入った。3トップは右から浅野、岡崎慎司、宇佐美貴史の顔ぶれとなった。

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 序盤から一進一退の白熱した攻防となった試合は14分、日本がパスワークで鮮やかな崩しを見せ、清武が決定的なシュートを放つ。しかし、これは惜しくもクロスバーを叩き枠を外れてしまう。

 逆に18分にはCKから決定的なヘディングシュートを許すが、GK西川の好セーブでゴールを死守した。

 日本は28分、宇佐美が左サイドをドリブルで突破。そのままペナルティエリア内に侵入し中央へ折り返すと、走り込んだ清武が左足で蹴り込み先制点を奪った。

 しかし先制したのも束の間、日本は29分にボスニア・ヘルツェゴビナのジュリッチに押し込まれ、すぐさま同点に追いつかれた。

 日本は前半終了間際の45分、宇佐美がペナルティエリア左から強烈なシュートを放ち、GKのファンブルを誘うが、こぼれ球にあと一歩詰め切れずゴールならず。その直後、日本はボスニア・ヘルツェゴビナのメジュニャニンにクロスバー直撃のFKを放たれるもゴールは許さず、前半を1-1の同点で折り返した。

 日本は、後半開始から柏木に代えて遠藤を投入。長谷部とともにボランチに入った。

 後半もチャンスとピンチが交互に訪れる熾烈な攻防となる。日本は左サイドから宇佐美のドリブル突破、右サイドから酒井のアーリークロスなどでゴールに迫る。

 しかし、66分、日本は右サイドに展開されると、途中出場のステバノビッチからのスルーパスをジュリッチに押し込まれ、ボスニア・ヘルツェゴビナに勝ち越しゴールを許してしまう。

 日本は74分、宇佐美に代えてA代表デビューとなる小林祐希を投入。さらに79分には岡崎に代えて金崎を投入した。

 日本は終盤、足が止まってきたボスニア・ヘルツェゴビナを自陣に押し込むが、ゴール前に築かれた強固なブロックを崩しきれない。アディショナルタイム3分には、浅野が決定的な場面を迎えるが、シュートではなくパスを選択し、チャンスを逸してしまう。

 結局日本は、1-2でボスニアヘルツェゴビナに敗れた。

 
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