ライターなどがピッチに投げ込まれて試合が約20分中断
現地時間9月29日のラ・リーガ8節、アトレティコ・マドリーが本拠地シビタス・メトロポリターノにレアル・マドリーを迎えたマドリード・ダービーは、1-1のドローに終わった。
この一戦で大きな問題となっているのが、64分にマドリーのエデル・ミリトンが先制点を決めた直後のシーンだ。試合中、ボールを持つたびに、古巣であるアトレティコのサポーターからブーイングを受けていたマドリーGKのティボー・クルトワが、得点が決まった後、ゴール裏のアトレティコ・サポーターに対し、煽るようにして喜びを表現する。
すると、この挑発的行為にホームサポーターが憤慨し、スタンドからクルトワ目がけてライターなどを投げつけたのだ。この影響により、マテオ・ブスケッツ・フェレール主審が試合を約20分間中断するなど、大きな混乱を引き起こした。
この一戦で大きな問題となっているのが、64分にマドリーのエデル・ミリトンが先制点を決めた直後のシーンだ。試合中、ボールを持つたびに、古巣であるアトレティコのサポーターからブーイングを受けていたマドリーGKのティボー・クルトワが、得点が決まった後、ゴール裏のアトレティコ・サポーターに対し、煽るようにして喜びを表現する。
すると、この挑発的行為にホームサポーターが憤慨し、スタンドからクルトワ目がけてライターなどを投げつけたのだ。この影響により、マテオ・ブスケッツ・フェレール主審が試合を約20分間中断するなど、大きな混乱を引き起こした。
アトレティコのディエゴ・シメオネ監督は試合後のインタビューで、自チームのサポーターを非難したうえで、挑発行為を行なったクルトワも罰せられるべきと発言。これに加え、かつてマドリーでプレーしたレジェンドも、後輩の振る舞いに苦言を呈しているようだ。スペイン紙『ムンド・デポルティボ』が報じている。
1996~99年までマドリーでプレーした元ユーゴスラビア代表FWのプレドラグ・ミヤトビッチ氏は、「サポーターの行動は正当化すべきではない」と前置きしたうえで、クルトワについて次のように述べた。
「選手たちも正しく振る舞わなければならない。スタンドを挑発したり、相手サポーターに向かってジェスチャーをしたりしてはいけない。恥ずべき行為だった」
一方で、ミヤトビッチは試合を裁いた30歳のフェレール主審に対しては「試合を20分間中断するという決断は完璧だった。これはスペインサッカー界の良き前例になるだろう」と称賛している。
構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部
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1996~99年までマドリーでプレーした元ユーゴスラビア代表FWのプレドラグ・ミヤトビッチ氏は、「サポーターの行動は正当化すべきではない」と前置きしたうえで、クルトワについて次のように述べた。
「選手たちも正しく振る舞わなければならない。スタンドを挑発したり、相手サポーターに向かってジェスチャーをしたりしてはいけない。恥ずべき行為だった」
一方で、ミヤトビッチは試合を裁いた30歳のフェレール主審に対しては「試合を20分間中断するという決断は完璧だった。これはスペインサッカー界の良き前例になるだろう」と称賛している。
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