遠藤航が所属するリバプールは、９月25日に開催されるカラバオカップの３回戦で、ウェストハムと対戦する。その前日会見で、アルネ・スロット監督が、遠藤ら“控え組”に言及した。

　今季からレッズを率いる指揮官は、21日のボーンマス戦（３－０）で日本代表キャプテンをベンチ入りメンバーからも外し、驚きを与えた。

　ローテーションを好まず、これまでスタメンをほぼ固定して戦ってきたなか、「ここまでコンスタントにプレーしていない選手たちにリズムをつかませることの重要性」について問われると、「彼らはプレーしてきた。ここリバプールではあまりプレーしていない選手たちも、それぞれの国のために試合に出場している」と切り出し、こう発言している。

「しかし、彼らがプレー時間を確保し続けるのは重要だ。我々のスケジュールの都合上、彼らのためにフレンドリーマッチを組むのは非常に難しいので、ここ数試合ではローテーションを少し入れている。最初の２、３試合で先発した選手以外にも、他の選手が出場した。これは選手たちにとってもプレー時間を確保するチャンスかもしれない」
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　オランダ人指揮官は「しかし、プレー時間だけの問題ではない。彼らが今週（の練習で）、本当に良いプレーをすれば、これまでも全員そうしてきたが、いずれチャンスが来るだろう。ダルウィン（・ヌニェス）やコディ（・ガクポ）にも同じようなことが見られた。明日は誰がチャンスを得られるか見てみよう。でも、ほとんどの選手、おそらく全員がシーズン中に出場時間を得るだろう」と続けた。

　そして、「どの選手にも出場時間への渇望があると思う。毎週プレーし、チームに残りたいと切望するだろう。このチームは競争が激しく、優秀な選手がたくさんいる。質の高い選手たちが揃っているという点で、我々は良いレベルにあるし、明日も多くの選手の中から選ぶことができる」と話している。

　果たして、メンバーを入れ替えると予想されているウェストハム戦で、スロット監督は遠藤を起用するだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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