指揮官も賛辞の言葉を惜しまず
[J2リーグ32節]仙台 2-2 甲府/9月21日/ユアテックスタジアム仙台
J2第32節、ホームでの甲府戦。2点先取しながらも、その後CKから失点し、終了間際に直接FKを決められ、ショッキングな引き分けに終わった仙台。
プレーオフ圏内(5位)には位置するものの、9月に入ってから2分1敗と3試合勝利がない。やや苦しいチーム状況だが、試合の主導権を握り、豊富な攻撃バリエーションを見せたこの日のサッカーの内容は決して悲観するものではなかった。
とりわけ好材料だったのは、5月3日に行なわれた13節・山口戦以来となるFW中山仁斗のゴールだった。
「中島選手が素晴らしいパスをくれて、トラップで相手の前に入ろうとして良いところに置けました。ゴールキーパーとの1対1に何とか勝てて、あの場面で落ち着いてプレーできました」
開始13分、MF中島元彦の絶妙なスルーパスに反応した中山は落ち着いて左足を振り抜き、4か月半ぶりのゴールを決めた。チームの先制点、自身今季5点目だ。
仙台在籍3年目の中山は今季もFWの軸として期待がかかっていたが、徐々に途中出場が増え、ベンチ入りもできない試合もあった。
しかし、そうしたなかでも森山佳郎監督は「居残り練習でも本当に、何一つサボることなく一生懸命やる姿を逐一報告を受けていました」と、中山が真摯にサッカーに取り組んでいることを認識していた。
【PHOTO】サポーターが創り出す圧巻の光景で選手を後押し!Jリーグコレオグラフィー特集!
J2第32節、ホームでの甲府戦。2点先取しながらも、その後CKから失点し、終了間際に直接FKを決められ、ショッキングな引き分けに終わった仙台。
プレーオフ圏内(5位)には位置するものの、9月に入ってから2分1敗と3試合勝利がない。やや苦しいチーム状況だが、試合の主導権を握り、豊富な攻撃バリエーションを見せたこの日のサッカーの内容は決して悲観するものではなかった。
とりわけ好材料だったのは、5月3日に行なわれた13節・山口戦以来となるFW中山仁斗のゴールだった。
「中島選手が素晴らしいパスをくれて、トラップで相手の前に入ろうとして良いところに置けました。ゴールキーパーとの1対1に何とか勝てて、あの場面で落ち着いてプレーできました」
開始13分、MF中島元彦の絶妙なスルーパスに反応した中山は落ち着いて左足を振り抜き、4か月半ぶりのゴールを決めた。チームの先制点、自身今季5点目だ。
仙台在籍3年目の中山は今季もFWの軸として期待がかかっていたが、徐々に途中出場が増え、ベンチ入りもできない試合もあった。
しかし、そうしたなかでも森山佳郎監督は「居残り練習でも本当に、何一つサボることなく一生懸命やる姿を逐一報告を受けていました」と、中山が真摯にサッカーに取り組んでいることを認識していた。
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そして「これまではシュートを打つところで潰される場面が多かったのですが、この2週くらいはだいぶシュートまでいけるシーンが増えていて、使いどころでした」と、森山監督は調子を上げてきた中山を、9月14日の31節・藤枝戦でメンバー入りさせ、74分に投入した。
そして甲府戦では先発に抜擢し、背番号9はその期待に応えた。明らかに状態は上向きだ。森山監督も「取り組む姿勢や人間性は賞賛されてしかるべき。今日は彼をお立ち台に上らせたかった」と中山への賛辞の言葉を惜しまなかった。
試合に出られなかった期間について中山は「試合に出たいという悔しさがあったのと、もっとうまくなりたいという思いがありました」と語る。「小学生の頃からうまくなる、上達するのが楽しかった」と以前から話しており、今なお尽きることのない向上心が、試合に出場できない苦しい状況でも、練習から全力を尽くす原動力となった。
甲府戦は悔しい引き分けに終わったが「今日で全てが終わったわけではありません。悔しいですけど結果を冷静に受け止めて、オフを挟んでリフレッシュして良いトレーニングをしたい」と前を見つめた中山。どんな時もうまくなることに楽しさを感じ、真摯に努力を重ねるベテランストライカーが、仙台をJ1昇格へと導くべく復活ののろしを上げた。
取材・文●小林健志(フリーライター)
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そして甲府戦では先発に抜擢し、背番号9はその期待に応えた。明らかに状態は上向きだ。森山監督も「取り組む姿勢や人間性は賞賛されてしかるべき。今日は彼をお立ち台に上らせたかった」と中山への賛辞の言葉を惜しまなかった。
試合に出られなかった期間について中山は「試合に出たいという悔しさがあったのと、もっとうまくなりたいという思いがありました」と語る。「小学生の頃からうまくなる、上達するのが楽しかった」と以前から話しており、今なお尽きることのない向上心が、試合に出場できない苦しい状況でも、練習から全力を尽くす原動力となった。
甲府戦は悔しい引き分けに終わったが「今日で全てが終わったわけではありません。悔しいですけど結果を冷静に受け止めて、オフを挟んでリフレッシュして良いトレーニングをしたい」と前を見つめた中山。どんな時もうまくなることに楽しさを感じ、真摯に努力を重ねるベテランストライカーが、仙台をJ1昇格へと導くべく復活ののろしを上げた。
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