「ミッションではない」アンリ率いるフランスは何のために戦う?
ティエリ・アンリ監督が、地元で最低限の目標である「メダル獲得」を確定させ、ひとまず胸をなでおろすも、色への強いこだわりを見せた。現地メディア『Le Parisien』が報じている。
現地時間8月5日に開催されたパリ五輪の準決勝で、フランスはエジプトと対戦。3-1で120分の激闘を制し、9日にパルク・デ・プランスで行なわれるスペインとの決勝に駒を進めた。
1984年のロサンゼルス五輪以来の優勝を目ざすレ・ブルーは、62分に失点するも、83分にジャン・フィリップ・マテタが同点弾を叩き込み、延長戦に持ち込む。すると、92分に相手のCBが2枚目のレッドカードで退場に。数的優位となったなか、99分に再びマテタ、108分にミカエル・オリーズがネットを揺らし、アフリカの雄を退けた。
アンリ監督は試合後、ミックスゾーンに最後に現われ、取材に対応。あと1勝に向け、こう決意を示した。
「これからパルク・デ・プランスでメダルの色を決める。率直に言って、私は夢を生きていて、目覚めたくない。それはどこからスタートしたかというと...詳細は省くが、簡単ではなかった」
初めて金メダルを掴んだ1984年は、自国開催のEUROでも決勝まで勝ち上がり、他でもないスペインをパルク・デ・プランスで下し、欧州王者となった。その話題を振られると、46歳のレジェンドは「思い出させてくれてありがとう」と笑みを浮かべた後、次のように語った。
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アンリ監督は試合後、ミックスゾーンに最後に現われ、取材に対応。あと1勝に向け、こう決意を示した。
「これからパルク・デ・プランスでメダルの色を決める。率直に言って、私は夢を生きていて、目覚めたくない。それはどこからスタートしたかというと...詳細は省くが、簡単ではなかった」
初めて金メダルを掴んだ1984年は、自国開催のEUROでも決勝まで勝ち上がり、他でもないスペインをパルク・デ・プランスで下し、欧州王者となった。その話題を振られると、46歳のレジェンドは「思い出させてくれてありがとう」と笑みを浮かべた後、次のように語った。
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「私はまず、エジプトに敬意を表したい。決して簡単にはいかなかったからね。そして今、スペイン戦がどれだけ難しいかは、誰もが知っている。男女とも頻繁にファイナルに進出しているチームだ。何ができるかは私たち次第。ファイナルではさらに難しくなるだろう。すでにメダルを手中に収めている“安堵感”を味わうのも悪くないが...」
また、「ミッションはすでに達成した?」という問いに対して、「ミッションではない」と断言。「私たちは国を代表したいという思いだけだ」と考えを明かした。
「次から次へとラウンドすることで、自分たち自身に夢を見るチャンスを与えているんだ。スペイン戦がどうなるか見てみよう。タフなゲームになるだろうけど、違いを生み出せるように頑張るよ」
A代表が戦った今夏のEUROの準決勝では、スペインに1-2で敗れている。リベンジを果たし、ライバルのEUROとの2冠は意地でも阻止したいところだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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「次から次へとラウンドすることで、自分たち自身に夢を見るチャンスを与えているんだ。スペイン戦がどうなるか見てみよう。タフなゲームになるだろうけど、違いを生み出せるように頑張るよ」
A代表が戦った今夏のEUROの準決勝では、スペインに1-2で敗れている。リベンジを果たし、ライバルのEUROとの2冠は意地でも阻止したいところだ。
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