22シーズンぶりにセリエAへ昇格したコモが7月28日、マンチェスター・ユナイテッドから元フランス代表DFラファエル・ヴァランヌを獲得したと発表した。
契約期間は2026年6月までの2年契約で、1年間の延長オプションがついている。
31歳にしてセリエA初参戦となったヴァランヌは、クラブの公式サイトでコモ加入の理由を次のように語っている。
「最初はこのプロジェクトがどんなものなか知りたいだけだった。話を聞いてすぐに今までのオファーされたどのプロジェクトとも違うことが分かり、もっと知りたいと思った。契約を結ぶことができてとても嬉しい。自分は最高レベルの舞台でたくさんの経験を積んできた。その知識をみんなと共有してクラブが成長し、トップに到達できるようサポートしていきたい」
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セリエA残留へディフェンスリーダーとして大きな期待が
指揮官のセスク・ファブレガスは、ヴァランヌの加入の喜びを語っている。
「ラファエルは特別な選手であり、彼の獲得は我々が抱く野心を示すものだ。彼は2つの世界最高峰のリーグ(ラ・リーガとプレミアリーグ)で多くの成功を収めた。その経験は過小評価されるべきではない。彼と一緒に仕事を始めるのが待ちきれない」
コモはすでにFWのアンドレア・ベロッティ(←ローマ)やGKのぺぺ・レイナ(←ビジャレアル)といった実力者を獲得するなど、今夏の移籍マーケットで積極的な動きを見せている。ヴァランヌはディフェンスリーダーとしてクラブをセリエA残留へと導けるだろうか。
構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部
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