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“ドイツ戦の冨安健洋”を想起。マリ戦での高井幸大の大胆かつ冷静なチャレンジは見事のひと言だった【パリ五輪/コラム】

カテゴリ:日本代表

白鳥和洋(サッカーダイジェスト)

2024年07月28日

大畑歩夢の守備も称賛に値

守備面で素晴らしい仕事をした高井。写真:金子拓弥 (サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

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 現地時間7月27日に行なわれたパリ五輪のグループステージ2戦目、日本はマリに1-0と勝利。無傷の2連勝で決勝トーナメント進出を決めた。山本理仁の決勝弾、GK小久保玲央ブライアンの好守、マリのPK失敗にスポットが当たりがちの一戦で忘れてはならないのが、結果的に無失点に抑えたDF陣の奮闘だ。

 なかでも感動したのはCB高井幸大のパフォーマンス。パラグアイ戦に続きコンディションが良く、それを証明するかのように1対1の対応などで素晴らしいディフェンスを見せた。

 そんな高井のハイライトは56分。日本の最終ラインの裏に抜け出したディアラに追いつき、正当なチャージでピンチの芽を摘む。大胆かつ冷静なチャレンジは見事のひと言。細かいシチュエーションはさて置き、その追い込む姿は“ドイツ戦の冨安健洋”(サネにゴールをさせなかったあの守備)を想起させるものだった。

 そしてもうひとり、大畑歩夢の粘り強い守備も称賛に値した。中に切り込ませないようにしながらディレイする賢さ、屈強なマリの選手にも当たり負けしなかったフィジカルなど、ポジティブなファクターを存分に見せつけてくれた。
 
 GK小久保のセーブに救われた場面はもちろんあるが、最後まで集中して戦った高井や大畑にも大きな拍手をおくりたい。特に...。

 U-20ワールドカップ、U-23アジアカップを経て、パリ五輪でも逞しい姿を見せつける高井。チームが上位進出するようなら、海外クラブから声がかかってもおかしくはない。

文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)

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