いよいよ幕を開けるパリ五輪。なでしこジャパンは現地7月25日にグループステージ初戦でスペインと相まみえる。試合前日に清水梨紗がオンライン取材に対応し、意気込みを語った。
スペインは昨夏の女子ワールドカップで優勝。ただ、日本はグループステージで4-0の完勝を収めている。
清水は「自分たちにとって自信にもつながった試合」と振り返る。「カウンターがすごく決まった試合」でもあるが、だからこそ相手も警戒してくると想定する。
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カウンターも狙うが「そう簡単にはいかないと思う」
もちろんカウンターは1つの選択肢だが、「そう簡単にはいかないと思う」とし、「運動量だったり、ちょっとしたまめなポジションを取るところがすごく大事になってくると思う。スペインはそういったまめなことができるチームではあるので、本当に細部がすごく重要になってくる」と考える。
難敵であるのは間違いないが、しっかりと分析できている。「ポゼッションを意識しながら、切り替えの部分も目につくけど、わりとマンツーマンぽいというか、1対1をシチュエーションとして作ってくるチームに少し変化したのかな」と見ている。そのうえで、「自分たちも1対1で負けちゃいけないし、そこのズレを作るのがポイントになってくる」と気合を入れる。
右サイドで精力的にアップダウンし、攻守両面でタフにプレーする清水。局面のバトルを制し、チームに多くのチャンスを生み出したい。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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