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「自分の直感を信じて」クリンスマンが悩めるイングランド代表監督にシステム変更のススメ「失敗しても元に戻せる」【EURO】

カテゴリ:国際大会

ワールドサッカーダイジェスト編集部

2024年07月04日

「シェリンガムが隣にいて世界一幸せだった」

2トップの有用性を訴えるユルゲン・クリンスマン。(C)GES-Sportforo/Markus Gilliar

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 悩めるイングランド代表にシステム変更のススメだ。

 その大国を率いるガレス・サウスゲイト監督に助言を送ったのは、元ドイツ代表FWのユルゲン・クリンスマン。今年2月に韓国代表の監督を解任された59歳は、英紙『ザ・サン』で以下のように語っている。

「(準々決勝の)スイス戦ではハリー・ケインとアイバン・トニーを前線に置いた4-4-2を使うべきだ。ガレスが同じように感じているなら監督として自分の直感を信じ、決断をためらってはいけない」

 ここまでの基本システム(4-2-3-1)について、クリンスマンは「ほとんどのクラブや国がそれを採用しているが、うまくいかなかったらどうするか? つねにオープンマインドでいなければならないし、フォーメーション変更に失敗しても元に戻せる」と持論を展開。また、ストライカー目線で2トップの有用性も説いている。

「私はキャリアを通じて4-4-2のストライカーとしてプレーしていた。たとえば、テディ・シェリンガムと前線で組んでいたスパーズ時代、その相棒が隣にいてくれて世界一ハッピーな男だった。ケインのような真の9番にとって、ストライカーのパートナーがいると、肉体的な負担が大幅に軽減されるんだ」
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 その相棒候補に挙げるトニーは「空中で脅威になり、チームに異なる力強さをもたらせる」と称賛。一方で、システム変更にこだわっているわけではないそうで、「ガレスは監督として、自分のチームについて誰よりも詳しいはずだ。先発メンバーを変えずにチームが好転すると確信しているなら、それはそれで問題ない」とも。

 はたしてサウスゲイト監督は大会屈指のスター軍団と称されるチームのポテンシャルを最大限に引き出すシステム、戦術を見出せるか。イングランドは6日(日本時間7日)、クリンスマンが「同国史上最強」と舌を巻くスイスと対戦する。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

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