熱戦が続くEURO2024の裏でセリエA王者インテルが、新シーズンへ向けて着々と戦力を増強している。
すでにポルトのCFメフディ・タレミとナポリのピオトル・ジエリンスキの獲得が内定しているインテルは、今夏の補強ポイントのひとつである守護神ゾマーの後継者候補も確保できそうだという。
それがジェノアのスペイン人GKジョゼップ・マルティネスで、クラブ間の交渉は大筋で合意に達し、後は詰めの作業を残すのみになったと『Gazzetta dello Sport』紙などイタリアメディアが一斉に報じた。
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バルサ下部組織出身でスペイン代表歴もある26歳
マルティネスはバルサの下部組織出身の26歳で、スペイン代表歴もあるGKだ。22-23シーズンにRBライプツィヒから当時2部のジェノアにレンタルで加入するとすぐに定位置を確保。セリエA昇格に大きく貢献。23年7月に完全移籍し、23-24シーズンは36試合に出場し、ジェノアのセリエA残留に寄与した。
現地メディアによれば、インテル側は移籍金1500万ユーロ(約24億7500万円)+若手選手の譲渡を提案。移籍コスト削減を狙って若手選手の選択権をジェノア側に委ねていて、ジェノアは昨シーズン、カリアリにレンタルされていた21歳のアタッカー、ガエターノ・オリスターニオを希望しているという。
契約は今週中に成立する見通しとなっている。
構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部
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