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「10年、20年前は違った」名将モウリーニョ、昨今の“VARありき”に強烈嫌悪!ユーベOBも「鳥も倒れないようなファウルでPK」

カテゴリ:ワールド

サッカーダイジェストWeb編集部

2024年01月11日

「3ヤードの距離から与えなかったPKだぞ」

主審を冷ややかな目で見るモウリーニョ監督。(C)Getty Images

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 現地時間1月10日に開催されたコッパ・イタリア準々決勝で、鎌田大地が所属するラツィオは、ジョゼ・モウリーニョ監督が率いるローマと対戦。3日前のウディネーゼ戦(2-1、セリエA第19節)でハーフタイムに下げられた鎌田は出番なしに終わったなか、1-0で接戦を制し、準決勝進出を果たした。

 同じローマに本拠地を置く宿敵を破り、ラツィオ側が歓喜に沸くなか、モウリーニョ監督は審判を猛批判だ。クラブ公式サイトによれば、失点に繫がったオン・フィールド・レビューによるPK判定をこき下ろした。

「PKを与えるべきだった、与えるべきではなかったとは言いたくないが、VARによるPKだからね。審判が3ヤードの距離から与えなかったPKだぞ。その後、なぜVARがPKを与えなければならないんだ?選手たちはそれに慣れている。10年、20年前の選手たちは、今のように身を投げ出したりはしなかった。だから結局、私たちはPKで負けた」
【動画】PKは妥当?モウリーニョ監督が猛批判した判定
 また、かつてユベントスなどでプレーしたマッシモ・マウロ氏が「中盤では当然のようにプレーを続行させるが、エリア内では鳥も倒れないようなファウルでもPKになる」と苦言を呈すと、モウリーニョ監督は「本当だよ」と同調。皮肉たっぷりにこう付け加えた。

「非常に知的なレフェリーは、中盤でのあのようなチャレンジに対してプレーを続行させており、一度はPKを与えないと決めた。しかし、VARに座っている誰かが彼を呼び戻すと決めた。そして最小限の接触が発覚し、選手がその接触で騒ぐと、レフェリーはモニターに向かい、それで終わりだ」

“古き良き時代”を知る稀代の名将は、ロンドン・ダービーでの判定のみならず、昨今のVARありきの流れに我慢ならないようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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