二転三転のシーソーゲームからP・ジュニオールの2発で突き放す。
J1リーグの第1ステージ・2節の神戸対新潟は3月5日、ノエビアスタジアム神戸で18時30分にキックオフされた。
ホームの神戸はキックオフ直後からアグレッシブなプレスを仕掛け、流れを掴んでいく。10分には、新潟の小林にバックパスが入った瞬間を狙っていた石津が強烈なプレスでボールを奪い取り、そのままペナルティエリア内に侵入すると、GKをかわしてゴールに流し込んだ。神戸が先制に成功する。
試合はその後、激しい球際の攻防が見られるものの、シュートの少ない膠着した展開に。1-0のまま前半を終えるかに思われたが、45分、神戸は右サイドから攻め込むと、相手GK守田のクリアボールを拾った相馬がハーフウェーライン付近からダイレクトで蹴り込み、追加点を挙げる。神戸が2-0とする。
しかし新潟も反撃を見せる。アディショナルタイムにCKから指宿が押し込み1点を返す。前半を神戸の1点リードとして折り返した。
後半の立ち上がり、新潟が同点に追いつく。49分、左サイドからのクロスにラファエル・シルバがヘディングで技ありのループシュート。これがゴールネットを揺らし、試合を振り出しに戻した。
さらに新潟の勢いは止まらない。60分、左サイドをショートパスをつないで崩すと、加藤がクロスを送り込む。これをファーサイドに回り込んだR・シルバがボレーで叩き込み、新潟が逆転に成功した。
しかし、新潟のリードも束の間、すぐさま神戸が反撃を開始。67分、高橋からのクロスのこぼれ球に小川が反応。右足のシュートは守田に阻まれたものの、こぼれ球をレアンドロが押し込んだ。
これで勢いづいた神戸は69分、セットプレーからチャンスを掴む。右サイドからの藤田のFKに、岩波がファーサイドから中央へ折り返し、これをペドロ・ジュニオールが頭で押し込んだ。神戸が再逆転に成功した。
神戸は4分後の73分にも、ゴール前でボールを受けたP・ジュニオールが粘り強くゴールに流し込み追加点。神戸が5-3と2点をリードする。
2点のビハインドとなった新潟は前掛かりになって攻め込むが、逆に神戸はカウンターで上手くその背後を突く。85分、左サイドを駆け上がった相馬がP・ジュニオールからのラストパスを受けると、最後は鋭い切り返しでDFひとりをかわして右足のシュートをゴールに叩き込んだ。
結局、神戸が6-3と乱打戦をモノにして今季初勝利。一方新潟は守備が崩壊し、連勝とはならなかった。また、柏時代には監督と強化部ダイレクターの関係にあったネルシーニョ監督と吉田監督の対決は、前者に軍配が上がった。
ホームの神戸はキックオフ直後からアグレッシブなプレスを仕掛け、流れを掴んでいく。10分には、新潟の小林にバックパスが入った瞬間を狙っていた石津が強烈なプレスでボールを奪い取り、そのままペナルティエリア内に侵入すると、GKをかわしてゴールに流し込んだ。神戸が先制に成功する。
試合はその後、激しい球際の攻防が見られるものの、シュートの少ない膠着した展開に。1-0のまま前半を終えるかに思われたが、45分、神戸は右サイドから攻め込むと、相手GK守田のクリアボールを拾った相馬がハーフウェーライン付近からダイレクトで蹴り込み、追加点を挙げる。神戸が2-0とする。
しかし新潟も反撃を見せる。アディショナルタイムにCKから指宿が押し込み1点を返す。前半を神戸の1点リードとして折り返した。
後半の立ち上がり、新潟が同点に追いつく。49分、左サイドからのクロスにラファエル・シルバがヘディングで技ありのループシュート。これがゴールネットを揺らし、試合を振り出しに戻した。
さらに新潟の勢いは止まらない。60分、左サイドをショートパスをつないで崩すと、加藤がクロスを送り込む。これをファーサイドに回り込んだR・シルバがボレーで叩き込み、新潟が逆転に成功した。
しかし、新潟のリードも束の間、すぐさま神戸が反撃を開始。67分、高橋からのクロスのこぼれ球に小川が反応。右足のシュートは守田に阻まれたものの、こぼれ球をレアンドロが押し込んだ。
これで勢いづいた神戸は69分、セットプレーからチャンスを掴む。右サイドからの藤田のFKに、岩波がファーサイドから中央へ折り返し、これをペドロ・ジュニオールが頭で押し込んだ。神戸が再逆転に成功した。
神戸は4分後の73分にも、ゴール前でボールを受けたP・ジュニオールが粘り強くゴールに流し込み追加点。神戸が5-3と2点をリードする。
2点のビハインドとなった新潟は前掛かりになって攻め込むが、逆に神戸はカウンターで上手くその背後を突く。85分、左サイドを駆け上がった相馬がP・ジュニオールからのラストパスを受けると、最後は鋭い切り返しでDFひとりをかわして右足のシュートをゴールに叩き込んだ。
結局、神戸が6-3と乱打戦をモノにして今季初勝利。一方新潟は守備が崩壊し、連勝とはならなかった。また、柏時代には監督と強化部ダイレクターの関係にあったネルシーニョ監督と吉田監督の対決は、前者に軍配が上がった。