日本代表は10月13日、「MIZUHO BLUE DREAM MATCH 2023」でカナダ代表と対戦している。

　日本のスタメンは以下のとおり。システムは４－１－４－１で、GKは大迫敬介、４バックは右から毎熊晟矢、冨安健洋、町田浩樹、中山雄太、アンカーに遠藤航、インサイドハーフは南野拓実と田中碧、右サイドに伊東純也、左サイドは中村敬斗、１トップは浅野拓磨という顔ぶれだ。

　開始２分、日本が早くも先制する。キックオフ直後から相手ゴールに迫り、立て続けに惜しいシーンを作る。その流れで、毎熊のクロスは相手に弾かれるも、ペナルティエリア外でこぼれ球を拾った田中が狙いすましたミドルでネットを揺らした。

　リードを得た日本が勢いづく。７分には左サイドを抜け出した中山がクロスを供給し、逆サイドから入り込んだ伊東が合わせるが、シュートは弱くGKに止められる。

　ペースを掴みたい日本だが、テンポ良くボールをつないで攻撃に出るカナダにやや押し込まれる場面も。それでも、集中したディフェンスでピンチの芽を素早く摘む。
【動画】田中碧の先制弾

　19分には警戒していたアルフォンソ・デイビスの突破を許し、GK大迫が懸命な対応も、デイビスを倒してしまう。このプレーはVARが介入し、オンフィールドレビューの末、PKの判定に。ただ、大迫はジョナサン・デイビッドのPKをストップしてみせる。

　26分には伊東のクロスに中村が飛び込む。決め切れなかったが、スタッド・ドゥ・ランスでチームメイトの２人で好機を演出。28分には中村がクロスバーをかすめる際どいFKを見舞う。

　その後も、チャンスで上回る日本。39分には浅野のクロスが相手のオウンゴールを誘い、42分には前線で粘った浅野のお膳立てから中村が狙いすましたショットで追加点をゲット。３－０で試合を折り返す。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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