結果だけにこだわらず、積み上げを
勝点2を失ったドローと言えるだろう。
9月24日に行なわれたJ2第36節で、藤枝MYFCと対戦した東京ヴェルディは、17分に森田晃樹のゴールで先制するが、その2分後に失点。47分には染野唯月の得点で再びリードしたが、68分にセットプレーから同点弾を許し、2度のリードを守り切れず2-2の引き分けに終わった。
森田と染野のゴールをアシストした齋藤功佑は、「意図的な形で点が取れた」と攻撃面の手応えを示した一方で、勝ち切れなかった要因をこう指摘する。
「点を取るまでは悪くなかったです。失点をした後に慌ててしまってミスが増え、守備も連動していない状態で行ってしまったりして、相手に主導権を握られた。
(後半は)相手を動かして、中と外のローテーションを使いながら上手くやれていたなかで、得点を取った後くらいからそれができなくなって、徐々に相手のペースになり、結果的に失点をしてしまった。継続して自分たちのサッカーをするのが課題だと思います」
【PHOTO】どんな時もアツく強く共に戦った東京ヴェルディサポーターを特集!
9月24日に行なわれたJ2第36節で、藤枝MYFCと対戦した東京ヴェルディは、17分に森田晃樹のゴールで先制するが、その2分後に失点。47分には染野唯月の得点で再びリードしたが、68分にセットプレーから同点弾を許し、2度のリードを守り切れず2-2の引き分けに終わった。
森田と染野のゴールをアシストした齋藤功佑は、「意図的な形で点が取れた」と攻撃面の手応えを示した一方で、勝ち切れなかった要因をこう指摘する。
「点を取るまでは悪くなかったです。失点をした後に慌ててしまってミスが増え、守備も連動していない状態で行ってしまったりして、相手に主導権を握られた。
(後半は)相手を動かして、中と外のローテーションを使いながら上手くやれていたなかで、得点を取った後くらいからそれができなくなって、徐々に相手のペースになり、結果的に失点をしてしまった。継続して自分たちのサッカーをするのが課題だと思います」
【PHOTO】どんな時もアツく強く共に戦った東京ヴェルディサポーターを特集!
また、左ウイングで先発した長谷川竜也も、「意図的に自分たちでチャンスを作り出すのは、やれていたシーンも多かった」としつつ、「前半と後半で、誰が出ても同じような形を出せるようにしないといけない」と反省を口にした。
ただ、藤枝戦で勝点1を積んだ東京Vは4位をキープ。2位の清水エスパルスとの勝点差も「3」と変わらず、まだまだ自動昇格圏内を十分に狙える位置につける。
10月には、36節終了時点で5位のジェフユナイテッド千葉、3位のジュビロ磐田との上位直接対決も控えるなか、16年ぶりのJ1昇格を果たすために、今のチームにはどんなことが必要なのか。
昨季、横浜FCのJ1昇格に大きく貢献した齋藤は、「(横浜FCが)昇格した年も、終盤で苦労する時期がありました」と振り返ったうえで、こう続ける。
「苦しい時期に結果だけにこだわってしまうと上手く行かない。ちゃんと成長にフォーカスして積み上げていくことが大事」
同じくキャプテンとして横浜FCをJ1昇格に導いた長谷川も、「結果が欲しいからといって気持ちだけ先行してプレーが消極的になったり、セーフティになり過ぎてしまうと、昇格が遠のいていくと思う。こういう時こそ自分たちがやるべきことをしっかり整理して、相手が嫌なことをやり続けることが大切」と強調する。
泣いても笑っても今季はあと6試合。最後に味スタに歓喜をもたらすためには、ふたりの経験がチームの大きな力になるはずだ。
取材・文●金子徹(サッカーダイジェスト編集部)
「慌てる必要はなかった」東京Vの城福監督、ドローに終わった藤枝戦で悔んだのは「カウンターの練習をしてきましたけど...」
「ヴェルディのエンブレムを背負う意義は?」そう訊かれたキャプテン森田晃樹の反応が興味深い「僕も小さい時から…」【東京V】
「より流動的で相手もマークしづらい」長谷川唯がなでしこJの新システムに手応え! 一方で懸念も「相手の力量が上がったら...」
ただ、藤枝戦で勝点1を積んだ東京Vは4位をキープ。2位の清水エスパルスとの勝点差も「3」と変わらず、まだまだ自動昇格圏内を十分に狙える位置につける。
10月には、36節終了時点で5位のジェフユナイテッド千葉、3位のジュビロ磐田との上位直接対決も控えるなか、16年ぶりのJ1昇格を果たすために、今のチームにはどんなことが必要なのか。
昨季、横浜FCのJ1昇格に大きく貢献した齋藤は、「(横浜FCが)昇格した年も、終盤で苦労する時期がありました」と振り返ったうえで、こう続ける。
「苦しい時期に結果だけにこだわってしまうと上手く行かない。ちゃんと成長にフォーカスして積み上げていくことが大事」
同じくキャプテンとして横浜FCをJ1昇格に導いた長谷川も、「結果が欲しいからといって気持ちだけ先行してプレーが消極的になったり、セーフティになり過ぎてしまうと、昇格が遠のいていくと思う。こういう時こそ自分たちがやるべきことをしっかり整理して、相手が嫌なことをやり続けることが大切」と強調する。
泣いても笑っても今季はあと6試合。最後に味スタに歓喜をもたらすためには、ふたりの経験がチームの大きな力になるはずだ。
取材・文●金子徹(サッカーダイジェスト編集部)
「慌てる必要はなかった」東京Vの城福監督、ドローに終わった藤枝戦で悔んだのは「カウンターの練習をしてきましたけど...」
「ヴェルディのエンブレムを背負う意義は?」そう訊かれたキャプテン森田晃樹の反応が興味深い「僕も小さい時から…」【東京V】
「より流動的で相手もマークしづらい」長谷川唯がなでしこJの新システムに手応え! 一方で懸念も「相手の力量が上がったら...」