日本代表は現地９月９日、ヴォルフスブルク（ドイツ）のフォルクスワーゲン・アレーナにて、国際親善試合でドイツ代表と対戦し、４－１の快勝を収めた。

　立ち上がりは相手に主導権を握られる展開も、11分に伊東純也のゴールで先制。その８分後に同点とされたものの、22分に上田綺世が勝ち越しゴールを挙げる。その後はドイツの攻勢を受けたが、粘り強く守ると、90分に浅野拓磨、90＋２分に田中碧がネットを揺らし、勝利を手にした。

　センターバックでフル出場した冨安健洋は、試合後のフラッシュインタビューで、「しっかりと勝てたことが大きい」と手応えを示した。
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「前半を折り返して、しっかりと守りながら、それでも追加点を取りに行くよ、という指示は森保さんからも出ていたので、しっかり守りながら最後、３点目、４点目を取れたので、狙い通りのゲームができました。

　やっぱりラインが下がってしまうと、その分、前や中盤の選手に少しずつ影響が出て、回させているというより、押し込まれて回されている状況になってしまう。ですので、ラインを上げてコンパクトに保つというのは、ディフェンスライン全体で試合前から話していたことだったので、それはしっかりできたかなと思います」

　昨年のカタール・ワールドカップで２－１の逆転勝利を収めたドイツとの再戦。冨安は「ワールドカップでの勝利とは違った勝利」としたうえで、「サポーターの皆さんにはもっと期待してほしいですし、（次の）ワールドカップまで３年ありますけど、そこに向けてより良いチームになって、ベスト８の壁を破るところを今から意識してやっていきたい」と意気込んだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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