現地９月６日、フランスの老舗サッカー専門誌『France Football』は2023年のバロンドール候補を発表した。男女それぞれ30名（今回から10名増枠）ずつが選ばれ、日本女子代表からは先の女子ワールドカップで活躍したMF長谷川唯（マンチェスター・シティ）と、５得点で大会得点王に輝いたMF宮澤ひなた（マンチェスター・ユナイテッド）のふたりがノミネートされた。
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　英公共放送『BBC』は「８月のワールドカップで５ゴールを決めてゴールデンブーツを獲得した日本代表の宮澤ひなたももちろん名を連ねた」と報じ、イングランドでプレーする長谷川の選出にも触れている。

　30名のうち最多輩出は、女子ワールドカップを制したスペイン女子代表の６名。昨シーズンのUEFA女子最優秀選手であるMFアイタナ・ボンマティ（バルセロナ）らが入ったが、バロンドール２連覇中のMFアレクシア・プテジャス（バルセロナ）はシーズンの大半を怪我で欠場した影響で選外となった。
 

　女子ワールドカップで準優勝のイングランド女子代表からは４名、日本を準々決勝で破ったスウェーデン女子代表からはDFアマンダ・イルシュテット（アーセナル）とFWフリドリーナ・ロルフォ（バルセロナ）の両名が選ばれている。クラブ別の最多はバルセロナの６名だ。

　記者投票によるバロンドールの受賞者は、10月30日にパリで開催されるセレモニーで発表される。

　女子バロンドール2023のノミネート30名は以下の通りだ。

アイタナ・ボンマティ（スペイン／バルセロナ）
オルガ・カルモナ（スペイン／Ｒ・マドリー）
マピ・レオン（スペイン／バルセロナ）
サルマ・パラジュエロ（スペイン／バルセロナ）
パトリシア・ギジャーロ（スペイン／バルセロナ）
アルバ・レドンド（スペイン／レバンテ）
ミリー・ブライト（イングランド／チェルシー）
レイチェル・ダリー（イングランド／アストン・ビラ）
マリー・アープス（イングランド／マンチェスター・Ｕ）
ジョージア・スタンウェイ（イングランド）／バイエルン）
長谷川唯（日本／マンチェスター・Ｃ）
宮澤ひなた（日本／マンチェスター・Ｕ）
アマンダ・イルシュテッド（スウェーデン／アーセナル）
フリドリーナ・ロルフォ（スウェーデン／バルセロナ）
カディディアトゥ・ディアニ（フランス／リヨン）
ウェンディ・ルナール（フランス／リヨン）
サム・カー（オーストラリア／チェルシー）
ヘイリー・ラソ（オーストラリア／Ｒ・マドリー）
レナ・オバ―ドルフ（ドイツ／ヴォルフスブルク）
アレクサンドラ・ポップ（ドイツ／ヴォルフスブルク）
ジル・ルート（オランダ／マンチェスター・Ｃ）
ダフィーヌ・ドンセラール（オランダ／アストン・ビラ）
リンダ・カイセド（コロンビア／Ｒ・マドリー）
デビーニャ（ブラジル／カンザスシティ）
ケイティ・マッケイブ（アイルランド／アーセナル）
アシサト・オショアラ（ナイジェリア／バルセロナ）
エバ・パジョル（ポーランド／ヴォルフスブルク）
グロ・レイテン（ノルウェー／チェルシー）
カディジャ・ショー（ジャマイカ／マンチェスター・Ｃ）
ソフィア・スミス（アメリカ／ポートランド・ソーンズ）

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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