
■ビクトール・バルデス
・34歳/GK/スペイン代表
・マンチェスター・ユナイテッド→スタンダール・リエージュ(半年レンタル)
数々のタイトルに恵まれたバルセロナを2014年夏に契約満了で退団し、翌年1月にユナイテッドと契約。昨シーズンはプレミアリーグ終盤の2試合に出場した。しかし、開幕前にルイス・ファン・ハール監督との関係がこじれ、今シーズンは事実上の戦力外扱いに。夏の段階から移籍先を探していた。スタンダール移籍は半年レンタルだが、ユナイテッドとの契約は今年6月で切れるため、「赤い悪魔」での冒険は実質的に終焉を迎えたと言っていい。

■瀬戸貴幸
・29歳/MF/日本国籍
・オスマンルスポル→アストラ(半年レンタル)
昨年8月に8年を過ごしたアストラからオスマンルスポルに完全移籍。しかし、ともに元トルコU-21代表歴を持つメフメト・ギュベンとムサ・チャウランという不動のダブルボランチの壁を崩せず、国内リーグでの先発出場はわずか2試合とバックアッパーに甘んじる。わずか半年足らずで、慣れ親しんだ古巣へのレンタル復帰を決断した。
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