現地時間８月11日、オーストラリア＆ニュージーランドで開催されている女子ワールドカップの準々決勝で、スペイン女子代表とオランダ女子代表が対戦した。
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　試合は序盤からスペインが押し込む展開が続く。17分、左からのボールにレドンドがヘッドで合わせたが、GKファンドムセラーの手をかすめて左のポストを直撃。こぼれ球に再びレドンドが詰めたが、またしてもポストに阻まれた。

　さらに37分には、レドンドの折り返しをゴンサレスが押し込んでネットを揺らすも、オフサイドの判定でゴールならず。スコアレスで前半を終える。
 

　後半に入り、オランダは62分、ベーレンシュタインがペナルティエリア内で倒される。しかし１度はPKの判定となったものの、VARが介入し、オンフィールドレビューの結果、ノーファウルとなった。

　一方のスペインは81分、ファン・デル・フラートのハンドでPKを獲得。これをカルデンテイがきっちり決めて、先制点を奪った。

　しかし、オランダは後半アディショナルタイム。前線に上がってきたファン・デル・フラートがスルーパスに抜け出して、見事なシュートをゴール左に突き刺し、土壇場で同点に追いついた。試合は１－１のまま、延長戦に突入する。

　そして111分、スペインは途中出場のパラジュエロがドリブル突破から左足のシュート決めて、勝ち越しゴールを挙げた。試合は２－１で終了し、スペインが勝利を飾った。

　この結果、なでしこジャパンは準々決勝でスウェーデンに勝てば、15日に行なわれる準決勝の相手はスペインに決定。４－０で快勝したグループステージ第３戦に続き、今大会２度目の対戦となる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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