ウェストハムは７月15日、デクラン・ライスの退団を発表した。
 
　クラブは公式HPで「英国人史上最高額の移籍金で、クラブを離れることで合意に達した」と伝える。移籍先は明かされていないものの、マーケットに詳しいファブリツィオ・ロマーノ記者は自身のツイッターで「ライスはアーセナルの新加入選手として、まもなく発表される」と綴る。
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　また今回の退団に際して、デイビッド・モイーズ監督は「デクランがウェストハム時代に成し遂げてくれたこと、すべてに感謝したい」と、計５シーズンをともに戦ったライスへ感謝の意を表した。

　続けて「長い期間、一緒に過ごした選手に別れを告げるのはもちろん悲しい。それでも、今は前を向いていなければいけない」と語り、新シーズンに向けても声明を出している。

「ウェストハムは巨大なクラブであり、歴史が示すように、このクラブよりも大きな選手は存在しない。私たちは今、昨季（2022-23シーズン）の成功をさらに発展させ、３年連続のヨーロッパの大会に向けて、カンファレンスリーグを制した我々は、アカデミーから新たな才能を加えられる若手を育成することに焦点を当てている」

　イギリスメディア『Sky Sports』によれば、アーセナルがウェストハムに提示した移籍金は１億500万ポンドという。2021年夏にアストン・ビラからマンチェスター・シティに１億ポンドで移籍したジャック・グリーリッシュを超えるビッグディールが間もなく正式発表されそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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