スコットランド屈指の名門セルティックは７月７日、「古橋亨梧に続いて、彼の同胞である前田大然もまた、2027年６月までのセルティックとの契約にサインした」と発表した。

　25歳の日本代表FWは、90分間落ちない体力を武器に、猛プレスをかけ続け、エースの古橋と共に2022-23シーズンの３冠に大きく貢献。公式戦49試合で11ゴール・７アシストをマークした。

　前田は契約延長に際し、「僕と家族にとって、とても幸せな瞬間です。クラブのみんなはもちろん、サポーターのみんなもアメージングで、スコットランドでの生活を楽しんでいます。セルティックは特別なクラブなので、ここでの滞在を延長できてとても嬉しいです」とコメントを発表した。

「契約した時、最終的な目標はリーグ優勝だと言って、それを２度達成しました。昨シーズンの３冠達成はキャリアの中でハイライトの１つだけど、今は来シーズンに向けて準備しないと。クラブとサポーターに成功をもたらすために、監督とともに懸命に働くという目標は変わりません。守るべき３つのトロフィーがあるし、チャンピオンズリーグもあります」
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　また、トッテナムに引き抜かれたアンジェ・ポステコグルーの後任として、４年ぶりに復帰したブレンダン・ロジャース監督も「ダイゼンはインテンシティが高く、攻撃的で、ボールのあるところでもないところでも並外れた仕事をする」と、絶大な期待を寄せる。

「加入以来、チームで重要な役割を果たし、クラブに再び３冠をもたらすことに貢献してくれた。だから、新たな契約を結べて嬉しく思う。ダイゼンは本当にエキサイティングな選手だ。彼と一緒に仕事ができるのを楽しみにしている」

　前田はセルティック３年目となる新シーズン、欧州最高峰の舞台であるチャンピオンズリーグでも結果を残せるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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