FC東京は６月26日、小川諒也がベルギー１部シント＝トロイデン（STVV）への期限付き移籍を発表した。契約期間は2023年７月１日から2024年６月30日までだ。

　日本代表でも５キャップをマークしている26歳のDFは、流経大柏高から2015年にFC東京へ加入し、プロキャリアをスタート。昨夏に初の海外挑戦として、ポルトガル１部のヴィトーリアへ期限付き移籍するも、苦しい時間を多く過ごし、６位に入ったチームでリーグ戦６試合（先発は２試合）の出場に終わっていた。

　新天地で再起をかける小川は、FC東京とSTVVの両サポーターに向け、メッセージを発信している。

【FC東京】
「今回シントトロイデンへ期限付き移籍をすることになりました。ベルギーで結果を出して、みんなに良い報告ができるように頑張ります。気にしてくれたら嬉しいです。応援よろしくお願いします」

【STVV】
「この度チームに加入することになりました小川諒也です。チームとともに成長をしていき、サポーターのみなさんに良い結果を見せられるように頑張ります。応援よろしくお願いします」
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　また、STVVの立石敬之CEOも獲得に際し、次のようなコメントを寄せている。

「この度、FC東京より小川諒也選手を獲得でき、光栄に思います。小川選手は、左利きでサイズのあるSBの選手です。私がGMを務めていたFC東京時代から将来を期待していた選手の一人です。彼の左足から繰り出されるキックの質は、STVVの新しい武器となると信じています」

　日本企業『DMM.com』がオーナーを務める同クラブは、日本人選手が数多くプレーしており、過去には現在日本代表のキャプテンを務める遠藤航や冨安健洋も在籍。先日には、アルビレックス新潟で急成長を遂げた伊藤涼太郎の完全移籍も発表された。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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