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久保建英の代表2ゴール目は「スーパーゴラッソ」だ!プロ仕様スタッツの「難易度」が驚愕の数値

カテゴリ:日本代表

サッカーダイジェストWeb編集部

2023年06月17日

6つのゴールを数値化すると久保が突出

エルサルバドル戦でスーパーゴラッソを決めた久保。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

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 日本代表は6月15日のキリンチャレンジカップ2023で、エルサルバドル代表を6-0で一蹴。開始3分で相手CBが退場になって得た数的優位を活かし、大量得点で快勝した。

 プロ仕様のデータ解析ツール『ワイスカウト』のスタッツで見ても、以下のようにほとんどの項目で上回っていた。

項目:左が日本代表、右がエルサルバドル代表
・xG(ゴール期待値):4.60対0.24
・シュート:22対4
・枠内シュート:12対1
・ボール保持率:55対45
・相手ペナルティエリアに達したポゼッション回数:25対3
・デュエル勝利:96対90
・パス成功:350対241
 
 さらに、6つ生まれたゴールの「xG」が興味深い。『ワイスカウト』によると次の通りだ。

1分、谷口彰悟のヘディング:0.16
4分、上田綺世のPK:0.76
25分、久保建英の左足ミドル:0.07
44分、堂安律の左足プッシュ:0.82
66分、中村敬斗の右足シュート:0.30
73分、古橋亨梧のヘディング:0.16

 この「xG」は「ゴール期待値」とも呼ばれ、つまり「ゴールの難易度」を指す指標。シュートを打った位置、使った身体の部位、パスの種類や質、プレーの局面、相手の位置など、様々な状況を考慮して弾き出される数値で、難易度によって0.00から1.00で判定される。

 簡単に言えば、数値が低ければ低いほど難易度の高いゴールということ。この試合だと、上田のPKは0.76、堂安のプッシュは0.82なので、100回のうち前者は76回、後者は82回がゴールになって然るべきシチュエーションということだ。

 それゆえ特筆すべきが、久保の左足ミドルだ。三笘薫のパスをダイレクトで合わせ、相手のDFやGKが触れない軌道からサイドネットに突き刺さった一撃は、「xG」が0.07。100回のうち7回しか決まる確率がない超難易度のゴールだったのだ。

 記念すべき久保の代表2ゴール目は、プロ仕様のスタッツで見てもまさにスーパーゴラッソだった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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