6つのゴールを数値化すると久保が突出
日本代表は6月15日のキリンチャレンジカップ2023で、エルサルバドル代表を6-0で一蹴。開始3分で相手CBが退場になって得た数的優位を活かし、大量得点で快勝した。
プロ仕様のデータ解析ツール『ワイスカウト』のスタッツで見ても、以下のようにほとんどの項目で上回っていた。
項目:左が日本代表、右がエルサルバドル代表
・xG(ゴール期待値):4.60対0.24
・シュート:22対4
・枠内シュート:12対1
・ボール保持率:55対45
・相手ペナルティエリアに達したポゼッション回数:25対3
・デュエル勝利:96対90
・パス成功:350対241
プロ仕様のデータ解析ツール『ワイスカウト』のスタッツで見ても、以下のようにほとんどの項目で上回っていた。
項目:左が日本代表、右がエルサルバドル代表
・xG(ゴール期待値):4.60対0.24
・シュート:22対4
・枠内シュート:12対1
・ボール保持率:55対45
・相手ペナルティエリアに達したポゼッション回数:25対3
・デュエル勝利:96対90
・パス成功:350対241
さらに、6つ生まれたゴールの「xG」が興味深い。『ワイスカウト』によると次の通りだ。
1分、谷口彰悟のヘディング:0.16
4分、上田綺世のPK:0.76
25分、久保建英の左足ミドル:0.07
44分、堂安律の左足プッシュ:0.82
66分、中村敬斗の右足シュート:0.30
73分、古橋亨梧のヘディング:0.16
この「xG」は「ゴール期待値」とも呼ばれ、つまり「ゴールの難易度」を指す指標。シュートを打った位置、使った身体の部位、パスの種類や質、プレーの局面、相手の位置など、様々な状況を考慮して弾き出される数値で、難易度によって0.00から1.00で判定される。
簡単に言えば、数値が低ければ低いほど難易度の高いゴールということ。この試合だと、上田のPKは0.76、堂安のプッシュは0.82なので、100回のうち前者は76回、後者は82回がゴールになって然るべきシチュエーションということだ。
それゆえ特筆すべきが、久保の左足ミドルだ。三笘薫のパスをダイレクトで合わせ、相手のDFやGKが触れない軌道からサイドネットに突き刺さった一撃は、「xG」が0.07。100回のうち7回しか決まる確率がない超難易度のゴールだったのだ。
記念すべき久保の代表2ゴール目は、プロ仕様のスタッツで見てもまさにスーパーゴラッソだった。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【動画】エルサルバドル戦のゴールハイライトをチェック!
【PHOTO】日本の出場17選手&監督の採点・寸評。代表初ゴールの上田はポストプレーも秀逸。古橋は得点王の実力を発揮
【PHOTO】1G2Aで存在感を発揮!ピッチで躍動した久保建英を特集!
1分、谷口彰悟のヘディング:0.16
4分、上田綺世のPK:0.76
25分、久保建英の左足ミドル:0.07
44分、堂安律の左足プッシュ:0.82
66分、中村敬斗の右足シュート:0.30
73分、古橋亨梧のヘディング:0.16
この「xG」は「ゴール期待値」とも呼ばれ、つまり「ゴールの難易度」を指す指標。シュートを打った位置、使った身体の部位、パスの種類や質、プレーの局面、相手の位置など、様々な状況を考慮して弾き出される数値で、難易度によって0.00から1.00で判定される。
簡単に言えば、数値が低ければ低いほど難易度の高いゴールということ。この試合だと、上田のPKは0.76、堂安のプッシュは0.82なので、100回のうち前者は76回、後者は82回がゴールになって然るべきシチュエーションということだ。
それゆえ特筆すべきが、久保の左足ミドルだ。三笘薫のパスをダイレクトで合わせ、相手のDFやGKが触れない軌道からサイドネットに突き刺さった一撃は、「xG」が0.07。100回のうち7回しか決まる確率がない超難易度のゴールだったのだ。
記念すべき久保の代表2ゴール目は、プロ仕様のスタッツで見てもまさにスーパーゴラッソだった。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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