現地時間５月17日に開催されたチャンピオンズリーグ準決勝の第２レグで、マンチェスター・シティはレアル・マドリーとホームで対戦。第１レグは１－１のドローに終わったが、今回は４－０と大勝を収め、２戦合計５－１でFAカップに続き決勝進出を果たした。

　勝利の立役者となったのが、ベルナルド・シウバだ。23分にニアを打ち抜き、待望の先制点をもたらせば、37分にはこぼれ球にヘッドで反応して追加点を奪ってみせた。

　頼れる男の２発で流れをがっちり掴んだ結果、その後、76分にマヌエル・アカンジ、90＋１分にフリアン・アルバレスの得点が生まれ、ゴールショーが完成した。

　英公共放送『BBC』によれば、圧倒的な活躍でマン・オブ・ザ・マッチに輝いたB・シウバは、試合後に喜びをこう伝えた。

「美しい夜だ。厳しい戦いになると理解していたなかで、このレアル・マドリーをホームで４－０で破るなんて。素晴らしい出来事だ。このまま優勝したいね。

　マドリードでの自分のパフォーマンスは、望んでいたものではなかったので挽回したかった。今日はチームメイトやファンのために、もっと良いプレーをしなければならなかったし、それが自分の努めだったんだ。僕は小さいけど、頭は冴えてるよ！」
【画像】貴重な追加点！B・シウバが決めたヘッド弾

　悲願の欧州制覇を懸けて対戦するのはインテルだ。印象を明かしたうえで、大一番に向けて力強く決意を示した。

「彼らの試合を見たけど、とても強く、守備が組織化されているように見えた。タフな戦いになるだろうが、僕らは挑戦するだけだ」

　シティはリーグ３連覇にも王手を懸けており、21日のチェルシー戦に勝てば戴冠を決められる。一足先に戦うタイトルマッチについて、173センチのポルトガル代表MFは「プレミアリーグはファンと一緒にまた勝ち獲りたいトロフィーだから、それまでにリカバリーしたい」と語った。

　マドリー粉砕から４日、まずは１冠なるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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