昨シーズン、R・マドリーを率いてラ・リーガとチャンピオンズリーグの「2冠」に導いたカルロ・アンチェロッティ。R・マドリーとの契約は24年6月末まで残っているが、ブラジル代表からの監督就任オファーが報じられるなど、今シーズン限りでの退任も噂されている。
そんな中、4月2日に行なわれたラ・リーガ27節のバジャドリー戦前の会見で、アンチェロッティはブラジル代表からの関心に喜んだ一方、24年までの契約を全うする考えを明かした。
それでも、R・マドリーのフロントはアンチェロッティが退任した場合に備え、新指揮官候補にアーセナルのミケル・アルテタ監督をリストアップしているようだ。スペインメディア『ムンド・デポルティボ』が報じている。
19年12月からアーセナルの指揮を執るアルテタは、今シーズンのプレミアリーグで大きなサプライズを起こしているひとりだ。アーセナルは29試合終了時点で、2位マンチェスター・シティに8ポイント差を付けて首位に立ち(マンチェスター・Cは1試合未消化)、03-04シーズン以来19シーズンぶりのプレミア制覇が現実味を帯びている。