プレミアリーグでの“日韓戦”に注目が集まっている。

　現地時間４月８日に開催されるプレミアリーグ第30節で、日本代表MF三笘薫を擁するブライトンは、韓国代表FWソン・フンミンが所属するトッテナムと敵地で対戦する。

　この一戦を前に、韓国メディア『デジタルタイム』がアジアを代表する両雄の対決にフォーカス。「ファンの関心が集まっている」と報じている。

　トッテナムで８年目を迎えるソン・フンミンは、プレミアで通算99ゴールをマーク。大台まであと１点に迫っている。今季はここまで27試合に出場して６得点と、やや不調気味だが、同メディアは「後半戦に入って少しずつ得点ペースを上げており、大記録達成の期待感を高めている」と記す。

　一方の三笘については、「直近５試合では、連続して攻撃ポイント(２ゴール・４アシスト)を記録し、ここまで７ゴール・５アシスト。上位に絡むブライトンにエンジンをかけている」と評し、「今シーズンだけを見れば、６ゴール・４アシストのソン・フンミンより、三笘のほうが良い活躍を見せているのは事実だ」と認める。
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　さらに、両者のプレミア初参戦のシーズンを比較し、今季が１年目の日本人アタッカーを賞賛。「三笘の圧勝だ。ソン・フンミンはプレミア１年目の2015-16シーズンに４ゴール・１アシストに留まった」と伝えている。

　もっとも、韓国のファンは「現在の“アジア最高の攻撃選手”が誰であるかを、この試合でソン・フンミンが確実に見せてくれることを期待している」という。ただ、同メディアは「ブライトンの勢いがとても良い状態。難しい勝負が予想される」と見解を示し、「最近の公式戦３試合で計10得点と攻撃力が激しい」と警戒する。

　消化試合数の違いはあるが、勝点50で５位のトッテナムを、４ポイント差で６位につけるブライトンが追う。上位４チームに与えられるCL出場権争いで、日韓のスター選手がどんなパフォーマンスを見せるか楽しみだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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