スコットランドの選手たちは、セルティックのFW古橋亨梧の脅威を知っている。だが、実際に対戦したDFは、改めてその実力を実感したようだ。
古橋は１月21日、スコティッシュカップ４回戦のグリノック・モートン戦で、ハーフタイムまでのプレーだったにもかかわらず、２得点を挙げて５-０の大勝に貢献した。これで今季公式戦20ゴールの大台に乗せている。
グリノック・モートンDFのジャック・ベアードは、『THE SCOTSMAN』で「キョウゴは本当に良い選手だ。トップで彼がプレーしている理由は見てのとおりだよ」と脱帽した。
「彼は動きが良い。ただ、あまり関わりすぎないときもあって、でも１分後に正しいタイミングで正しい場所に入って２ゴールを決めるんだ。守るのは物凄く大変だよ。彼らはすごくボールを持つし、彼を止めるために居場所を見つけようとして目が回るほどさ」
「僕が対戦してきた中で最高のセルティックじゃないか」
また、ベアードは「僕が対戦してきた中で最高のセルティックじゃないかな」と、アンジェ・ポステコグルー監督率いる現チームが、スコットランドの名門クラブでも有数の強さを誇るとの見解を示した。
「すごくタフで、決して止まらない。ボールを外に出してもすぐに戻ってくる。休んで息をつく間がないんだ。全員にとって厳しい午後だった。僕らにとっては良いテストで、ある意味で楽しんだよ。良い経験だった。ただもちろん、結果はうれしくないけどね」
ポステコグルー監督の就任以降、古巣Jリーグなどからの補強を次々にヒットさせ、１年で王座を奪還し、今季もリーグ戦で首位を快走するセルティック。現チームの顔である古橋が、最低目標としていた20得点を達成し、ここからどこまで飛躍するのか注目だ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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「すごくタフで、決して止まらない。ボールを外に出してもすぐに戻ってくる。休んで息をつく間がないんだ。全員にとって厳しい午後だった。僕らにとっては良いテストで、ある意味で楽しんだよ。良い経験だった。ただもちろん、結果はうれしくないけどね」
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