ボーフム（ドイツ）の日本代表FW浅野拓磨が公式インスタグラムを更新し、カタール・ワールドカップ前に起きた知られざるエピソードを明かした。

　本大会のグループステージ初戦となったドイツ戦で殊勲の逆転ゴールを決め、森保ジャパンの躍進に多大な貢献を果たした浅野。それでも当初、26人の登録メンバー入りは微妙な情勢だった。９月に右ヒザの靱帯を傷めてしまい、戦列復帰が間に合うかどうかがギリギリのタイミングだったためだ。

　そんななか、ドイツにいる浅野の元に駆けつけたのが、シント＝トロイデン（ベルギー）所属で日本代表の大先輩である香川真司だったという。

　浅野は香川と再会した２ショットを掲載しつつ、当時の様子を次のように綴って感謝を示した。

「この人にはいつも圧倒させられる。
W杯メンバー発表の2日前、リハビリに没頭していた俺のところに突然ベルギーからドイツに来てくれた。
忙しい中、夜に来てくれて翌日の早朝に帰って行った。
短い時間だったけど一緒にサウナに入って色々と話してくれた。
リハビリのため早起きだった俺より先に起きて見送ってくれた。
翌日にメンバー発表を控え、絶対にW杯に行くと決めてリハビリに向かった。
W杯を終え、またドイツまで来てくれて再会できました。
『感謝。』」
 

　この投稿をチェックしたファンからは賛辞が続々。「めっちゃいい話やん！」「二人とも熱くて最高の代表選手」「泣けるわ……」「素敵な投稿をありがとう」「優しい素敵な先輩」「一流はどこまでも一流ですね」などなど、さまざまな反応が寄せられている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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