今年も残すところ約３週間となった。本稿では、2022年のサッカー界における名場面を『サッカーダイジェストWeb』のヒット記事で振り返る。今回は、内田篤人氏と日本代表GK川島永嗣のユニークなやり取りを取り上げた記事を再掲する。

記事初掲載：2022年２月１日

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　 日本代表は２月１日、カタール・ワールドカップ（W杯）アジア最終予選の第８戦で、首位のサウジアラビアと埼玉スタジアムで対戦。２-０で快勝し、５連勝を飾った。

　32分に伊東純也のクロスを受けた南野拓実が左足で先制点を叩き出すと、50分には伊東が強烈なシュートを叩き込んで加点。完璧な試合運びでこのリードを守りきり、難敵を退けた。

　この試合を中継したテレビ朝日で解説を務めた元日本代表DFの内田篤人氏は試合後、同局の「報道ステーション」に生出演。埼玉スタジアムのピッチ脇でレポートをし、試合後の選手たちの様子を問われると、「ほっとしているというか、ちゃんと評価してくれよ、と言われました」と笑顔を見せた。

【関連写真】生中継中にまさかのアクシデント！内田篤人に近づいてきたのは…

　すると、ピッチ上で試合に出なかった選手たちが軽いランニングをしていたのだが、ひとりの選手が背後から近づいてくる。GKの川島永嗣だ。

　先輩の守護神から、真顔で「残り組は走れよ」言われたという内田氏は、「エイジさん、生ですから」と困惑気味。川島が去っていくと、いつも通り淡々と「ちゃんと走ってほしいですね」とこぼしていた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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