「共通認識を持っておく必要があると思う」
11月末のカタール・ワールドカップを控えドイツ遠征を行なっている日本代表は、9月21日に現地で3日目のトレーニングを行ない、この日は冒頭15分のみが公開された。
森保ジャパンは9月23日にアメリカ戦(現地時間:14時25分/日本時間:21時25分)、同27日にエクアドル戦(現地時間:13時55分/日本時間:20時55分)に臨み、チームの仕上げ作業を進めていく。
このドイツ遠征が終われば、後は現地での直前合宿のみ。11月という異例の“冬開催”であるカタール・ワールドに向けては、直前合宿に時間をさけた過去の大会とは異なり、カタールに入ってから短い日数で大会に臨まなくてはいけず、準備の方法が変わってくる。
「必ずやらなくちゃいけないことは、まずは当たり前ですが代表戦として、目の前の相手に勝つことに全力でトライする。難しいのは準備期間がないなかで、この2試合が最終段階になるので目の前の相手と戦いながらも、本大会を想定していろんなシチュエーションを考えなくてはいけない。(アメリカ、エクアドルは)ワールドカップに出る相手なので、簡単には勝たせてくれない。それがこの2試合の難しさ」
そう語るのはキャプテンの吉田麻也だ。
前日に、三笘薫、久保建英らが“共通認識”を改めて深める必要性を問いたなか、吉田も「最終選考は同時に行なわれますが、アピールするのは毎試合変わらない」としたうえで、「そのなかでプライオリティはチームのブラッシュアップ」と口にする。
そしてやはり“共通認識”という言葉も用いた。
「自分たちのアイデア、サッカー観、考え方を合致させておく必要があると思います。大会が始まって何か起こった時にああしようこうしようでは間に合わないので、勝ってたらこう、負けていたらこうなど共通認識を持っておく必要があると思います」
森保ジャパンは9月23日にアメリカ戦(現地時間:14時25分/日本時間:21時25分)、同27日にエクアドル戦(現地時間:13時55分/日本時間:20時55分)に臨み、チームの仕上げ作業を進めていく。
このドイツ遠征が終われば、後は現地での直前合宿のみ。11月という異例の“冬開催”であるカタール・ワールドに向けては、直前合宿に時間をさけた過去の大会とは異なり、カタールに入ってから短い日数で大会に臨まなくてはいけず、準備の方法が変わってくる。
「必ずやらなくちゃいけないことは、まずは当たり前ですが代表戦として、目の前の相手に勝つことに全力でトライする。難しいのは準備期間がないなかで、この2試合が最終段階になるので目の前の相手と戦いながらも、本大会を想定していろんなシチュエーションを考えなくてはいけない。(アメリカ、エクアドルは)ワールドカップに出る相手なので、簡単には勝たせてくれない。それがこの2試合の難しさ」
そう語るのはキャプテンの吉田麻也だ。
前日に、三笘薫、久保建英らが“共通認識”を改めて深める必要性を問いたなか、吉田も「最終選考は同時に行なわれますが、アピールするのは毎試合変わらない」としたうえで、「そのなかでプライオリティはチームのブラッシュアップ」と口にする。
そしてやはり“共通認識”という言葉も用いた。
「自分たちのアイデア、サッカー観、考え方を合致させておく必要があると思います。大会が始まって何か起こった時にああしようこうしようでは間に合わないので、勝ってたらこう、負けていたらこうなど共通認識を持っておく必要があると思います」
2014年のブラジル・ワールドカップに参加したGK権田修一は、現地入りする前のアメリカ・タンパでの直前合宿を引き合いに出しながらこう語る。
「(今回招集された)30人といのは所属クラブより多い。でもそこで一体感を持ってできるか。競争というのは自分が良いプレーをするではなくて、自分がチームが勝つためのベストのプレーをするところ。そこをしっかりみんなができれば自ずとチーム力も上がってきますし、まとまりもどんどん上がっていって、良い方向にしかいかないと思います。
今回のワールドカップは直前合宿がほぼないなかでやるので、僕的にはブラジル(大会)しか行ってないですが、今はその時のタンパで合宿した時のような雰囲気だと思うので、ここで詰められるとこは詰めて、一度(各所属チームへ)離れますが、本大会前に最後もうひとつ、ふたつ確認できて臨めるような密度の濃い合宿にしなくちゃいけないと思います」
残された時間のなかで、攻撃の精度向上、守備の約束事の徹底、ワールドカップで対戦するドイツ、スペイン、コスタリカを想定したうえでの戦い方など、落とし込むべき部分は多い。
そのなかで各選手がコミュニケーションとって、より一体となって進んでいけるのか。このドイツ遠征はやはり非常に重要な時間になりそうだ。
取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)
【PHOTO】重要なテストマッチ、アメリカ戦に向けてトレーニングを行った日本代表を特集!
「(今回招集された)30人といのは所属クラブより多い。でもそこで一体感を持ってできるか。競争というのは自分が良いプレーをするではなくて、自分がチームが勝つためのベストのプレーをするところ。そこをしっかりみんなができれば自ずとチーム力も上がってきますし、まとまりもどんどん上がっていって、良い方向にしかいかないと思います。
今回のワールドカップは直前合宿がほぼないなかでやるので、僕的にはブラジル(大会)しか行ってないですが、今はその時のタンパで合宿した時のような雰囲気だと思うので、ここで詰められるとこは詰めて、一度(各所属チームへ)離れますが、本大会前に最後もうひとつ、ふたつ確認できて臨めるような密度の濃い合宿にしなくちゃいけないと思います」
残された時間のなかで、攻撃の精度向上、守備の約束事の徹底、ワールドカップで対戦するドイツ、スペイン、コスタリカを想定したうえでの戦い方など、落とし込むべき部分は多い。
そのなかで各選手がコミュニケーションとって、より一体となって進んでいけるのか。このドイツ遠征はやはり非常に重要な時間になりそうだ。
取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)
【PHOTO】重要なテストマッチ、アメリカ戦に向けてトレーニングを行った日本代表を特集!