リーグ・アンのパリ・サンジェルマンは７月31日、新シーズンの皮切りとなるフランス・スーパーカップでナントに４－０で大勝し、上々のスタートを切った。

　ブラジル代表FWネイマールが２発、アルゼンチン代表リオネル・メッシ、そしてセルヒオ・ラモスが１得点ずつを挙げての快勝だった。この試合のマン・オブ・ザ・マッチにはメッシが選出されている。

　試合後、２ゴール・１アシストと躍動したネイマールは地元局のインタビューに応じ、チームについてコメントした。英紙『Metro』がその内容を伝えている。

　まずネイマールは「今シーズンは昨季の不振とは違う“新しいメッシ”が誕生するか？」という質問に対し、「そんなことはない」と否定。同僚に対する批判の声を一蹴したという。

「僕らはずっと一緒にいるけれど、クラブ内で何が起こっているのかを知らずに周囲ではいろんな人がいろんなことを話している。少なくとも僕と仲間たちは、リオネル・メッシがリオネル・メッシのままであることを知ってるよ。レオは何も変わってない。ここに適応しているし、常に違いを作り出す選手であり続けている」
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　そして、ナント戦は累積警告のために出場できなかったキリアン・エムバペを加えた「MNM」にも言及。豪華攻撃陣の関係を「特別なもの」と述べている。

「今シーズン、レオがこういう良い状態でいてくれることは、僕、キリアン、レオにとって素晴らしいことだ。うまくいくように願っているし、そのようにしたい。僕らトリオがうまく波に乗ることができれば、パリSGも勢いづくはずだ。そのためにもまず、この試合でタイトルを獲ることができて良かった。良いスタートが切れて、勝つことができた」

　昨シーズンは２年ぶりにリーグタイトルを奪還したが、チャンピオンズ・リーグではベスト16で敗退。エムバペの去就も不透明だったこともあり、チームにはサポーターからブーイングを浴びせられるなど、ファンからも厳しい視線にさらされた。

　果たして、今シーズンこそは大きな期待に応えることができるか。リーグ・アンは８月５日に開幕し、パリSGの初戦は６日のクレメント戦となる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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