「負けるということがこんなに悔しいのか」
元日本代表のMF鈴木啓太氏が7月22日、自身のYouTubeチャンネルで最新コンテンツを投稿。全国高校サッカー選手権大会で3回、インターハイでは2回優勝の実績がある青森山田の黒田剛監督がゲスト出演し、自身の就任当初について語った。
大阪体育大を卒業後、ホテル業界と地元・北海道の恵庭北高の臨時教員を経て、1994年に24歳で青森山田のコーチに就任。翌年には、前任者の辞任に伴い早くも監督になる。
「自分を指導者として導いてくれる人や、指導法を教えてくれる人がいない状態。右も左も分からないまま監督になってしまった」
青森山田は今でこそ全国高校選手権に25年連続、インターハイは22大会続けて出場中の強豪校だが、90年代半ばは県内で絶対的な存在ではなかった。部員が1学年6人の代もあったという。
大阪体育大を卒業後、ホテル業界と地元・北海道の恵庭北高の臨時教員を経て、1994年に24歳で青森山田のコーチに就任。翌年には、前任者の辞任に伴い早くも監督になる。
「自分を指導者として導いてくれる人や、指導法を教えてくれる人がいない状態。右も左も分からないまま監督になってしまった」
青森山田は今でこそ全国高校選手権に25年連続、インターハイは22大会続けて出場中の強豪校だが、90年代半ばは県内で絶対的な存在ではなかった。部員が1学年6人の代もあったという。
それでも就任1年目で選手権に出場。だが、全国大会では初戦で惨敗。「完膚なきまでやられた。何もできなかった。監督としていかに自分が無能だったか、全国の地で思い知る」結果だった。
さらに、2年目は県予選で敗退。その夜は、悔しさのあまり朝まで泣いた。「負けるということがこんなに悔しいのか。この2年間で、どれだけ大きいことを学んだか」という経験が、ひとつのきっかけをもたらした。
「生活習慣からすべて見直して。いろんなことで、青森県では断トツですべてトップにならないと、優勝し続けるのは無理だと思って。それを、子どもたちに少しずつ叩き込んでいった、というのがスタート」
名将・黒田監督の常勝への原点は、敗北の悔しさだったようだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【関連動画】青森山田の黒田剛監督が鈴木啓太氏に就任当初を語る
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さらに、2年目は県予選で敗退。その夜は、悔しさのあまり朝まで泣いた。「負けるということがこんなに悔しいのか。この2年間で、どれだけ大きいことを学んだか」という経験が、ひとつのきっかけをもたらした。
「生活習慣からすべて見直して。いろんなことで、青森県では断トツですべてトップにならないと、優勝し続けるのは無理だと思って。それを、子どもたちに少しずつ叩き込んでいった、というのがスタート」
名将・黒田監督の常勝への原点は、敗北の悔しさだったようだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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