湘南は８月21日、ブラジル人FWアモリンの加入を発表した。
 
　ギマの加入決定後の靭帯損傷発覚、思うようにフィットしなかったブルーノ・セザルの退団……昨季のチーム得点王であるウェリントン（現・福岡）の穴を思うように埋められずにいた湘南に、待望の新助っ人が加わった。果たして前線のラストピースとしてハマるのか注目される。
 
　アモリンは、本名ファビオ・ダ・コンセイソン・アモリン。1990年２月28日生まれの25歳。173センチ、69キロ。背番号は39。07年から08年までCRヴァスコダガマ、09年から14年までSCインテルナシオナルでプレーしていた。

　技巧派のストライカーで、チャンスメイクもできる。練習ではテクニカルなドリブルからDFをかわして、切れ味鋭いシュートを何度も突き刺していた。
 
　アモリンは次のように抱負を語っている。
 
「湘南でプレーすることが決まり、本当に幸せに感じています。これから湘南のためにチームメイトと共に全力を出し切って戦う決意です。
 
　ドリブルやパス、特に味方の決定機を作るようなラストパスが特長です。すでに数週間湘南で練習していますが、チームメイトはすごくいい仲間ばかりでプロ意識が高いと感じています。
 
　監督は厳しいところもありますが、要求に応えられれば、間違いなくチームも進化してと思うので、前向きに取り組んでいきます。１日も早く日本のサッカーに馴染み、自分のプレーを通じて多くの人と喜びを分かち合いたいです」
 
　また、昨季まで甲府にいたキリノも練習に参加しているが、負傷により別メニュー調整を続けている。最終登録期間の９月12日までに、まだ動きがあるかもしれない!?