今年11月に開催されるカタール・ワールドカップの組み合わせ抽選会が、現地時間４月１日、カタールのドーハで開催された。グループEの日本はドイツ、スペイン、大陸間プレーオフ勝者（コスタリカ or ニュージーランド）と対戦する。

　抽選結果を受けて、日本代表の森保一監督は以下のように語った。

「ワールドカップに出てくるチームは、どこも強豪だと思っていましたし、どこと当たるんだろうとワクワクしながら抽選会に臨みました。ワールドカップでも優勝経験のあるスペインやドイツと一緒の組になるということ、我々にとっては、世界に挑む、世界に勝っていくという部分で、非常に良い相手と戦えると思っています」

　目標に掲げるベスト８以上に向け、言葉に力をこめる。

「スペイン、ドイツ、そしてニュージーランドかコスタリカか、強豪ばかりですけど、そこに勝って、我々がまず決勝トーナメントに駒を進めるという部分では、どこが相手でも、我々の目標は変わらない。戦いが楽しみです」

　手強い相手との対戦となったが、「これから分析を進めて、相手を上に見るのではなくて、我々が戦えるというところ、しっかり自分たちのストロングポイントも出して、戦えるように準備したい」と意気込む。
 

　選手時代には、アメリカ・ワールドカップ出場を逃した“ドーハの悲劇”を経験した指揮官にとって、カタールの地での戦いには期するものがあるはずだ。

「私自身、“ドーハの悲劇”ということで、ワールドカップの夢を掴み取れなかった場でありますけど、今回は監督としてワールドカップに臨んで、“ドーハの歓喜”に変えたいと思います」

　本大会まで残り約８か月。最善の準備で決戦の日を迎えたい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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