マンチェスター・ユナイテッドは２月12日のプレミアリーグ第25節で、サウサンプトンと１-１で引き分けた。リーグ戦２試合連続のドロー、公式戦３試合白星なしとあり、チームは批判を浴びている。

　フル出場したクリスチアーノ・ロナウドは、この日もネットを揺らすことができなかった。2022年に入り、出場した６試合すべてでネットを揺らせていない。

　英紙『Daily Mail』は13日、「またもロナウドは精彩を欠いたパフォーマンスだった」と批判。６試合連続無得点が、前回ユナイテッドでプレーしていた2008-09シーズンの７試合以来となるスランプだと報じている。

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　同紙は「ロナウドは来シーズンもオールド・トラフォードに残るべきなのか、議論は続く」と、来季以降の残留の是非にも言及。ユナイテッドを含め、ロナウドを求めるクラブがあるか疑問符がつくとした。

「トップ４フィニッシュできなければ退団を求めるとの憶測があるが、この年齢の彼を欲しがり、週給50万ポンド（約7000万円）も支払う用意のあるチャンピオンズ・リーグ出場クラブがどれほどあるだろうか？ ユナイテッドもロナウドをとどめたいだろうか？ そもそも、彼を呼び戻したのは、マンチェスター・シティ移籍という考えられない事態を避けるためだった」

　ただ、ロナウドは昨年末までの公式戦で14得点を挙げているチーム得点王で、その半分の７ゴールを超える得点を記録しているチームメイトはいない。

『Daily Mail』はそのことを伝えたうえで、「予期せぬ復帰がチーム全体のダイナミックさに影響したのは疑いない。彼のゴールがなくなった今、それはより大きな問題になっている」と続けた。

「エディンソン・カバーニが退団に向かい、アントニー・マルシアル（セビージャにレンタル中）とメイソン・グリーンウッドのオールド・トラフォードでの将来が不透明な中、ユナイテッドは夏に４人のFWを入れ替えなければいけないという課題を負えるだろうか？」

　今月37歳になった稀代のストライカーには、どのような未来が待っているのだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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