FIFA（国際サッカー連盟）は２月10日、2022年に入って初の世界ランキングを発表した。日本は前回から３ランクアップして23位。アジア２位の座は変わらなかった。

　上位陣には大きな変動はなく、１位がベルギー、２位ブラジル、３位フランスまで変わらず、アルゼンチンがひとつ順位を上げて４位、イングランドがひとつ下げて５位となったほかは、６位イタリア、７位スペイン、８位ポルトガル、９位デンマーク、10位オランダまでは変わらず。

　大きく順位が変わったのはアフリカ勢。６日に決勝が行なわれたアフリカ・ネーションズカップの結果が大きく影響し、優勝したCAF（アフリカ・サッカー連盟）１位のセネガルは２ランク上昇して18位、同ベスト８のモロッコが４ランク上昇して24位、同ベスト16のナイジェリアも４ランク上昇の32位、同準優勝のエジプトは11ランク上昇して34位などとなっている。

　一方AFC（アジア・サッカー連盟）では、21位のイランがアジア１位の座を保ったが、１・２月のワールドカップ・アジア最終予選で連勝した日本は３つ順位を上げて23位と、イランに２ランク差と迫った。日本は同予選で５連勝とし、３月24日にはワールドカップ本大会出場を懸けて、オーストラリアと対戦する。また、本大会出場を決めたアジア３番手の韓国も４ランク上昇して29位と20位台に食い込んだ。１・２月シリーズで１勝１分けとしたオーストラリアは、２つ順位を落として37位となっている。

　２月10日に更新されたFIFAランキングのトップ30と、AFCのトップ10は以下の通り。

【PHOTO】W杯アジア最終予選の中国＆サウジ戦に招集された日本代表メンバー！

◆FIFAランキング トップ30
１　ベルギー
２　ブラジル
３　フランス
４　アルゼンチン
５　イングランド
６　イタリア
７　スペイン
８　ポルトガル
９　デンマーク
10　オランダ
11　ドイツ
12　メキシコ
13　アメリカ
14　スイス
15　クロアチア
16　ウルグアイ
17　スウェーデン
18　セネガル
19　コロンビア
20　ウェールズ
21　イラン
22　ペルー
23　日本
24　モロッコ
24　セルビア
26　チリ
27　ウクライナ
28　ポーランド
29　韓国
30　オーストリア

AFCランキング トップ10
21　イラン
23　日本
29　韓国
37　オーストラリア
52　カタール
53　サウジアラビア
69　UAE
74　イラク
75　中国
79　オマーン

構成●サッカーダイジェストWeb編集部