セレッソ大阪は12月23日、選手ふたりの加入と藤田直之の退団を発表した。

　34歳の藤田は2010年にサガン鳥栖でプロデビュー。ヴィッセル神戸を経て2019年にC大阪に加入した。

　古巣復帰の決断をした藤田はクラブを通して以下のようにコメントした。

「この度サガン鳥栖に移籍することになりました。まずサガン鳥栖からのオファーを受けた時に僕の意見を尊重し、認めていただいたクラブに感謝します。セレッソ大阪では自身初のACLを経験させてもらうなど、多くの貴重な経験を積ませていただきました。ただコロナ禍という事で、サポーターの皆さんと触れ合う機会が少なかったのが心残りです。今度は満員のヨドコウ桜スタジアムで会いましょう！3年間ありがとうございました」

　鳥栖の公式ホームページではこう呼びかけた。

「サガン鳥栖サポーターの皆さんお久しぶりです。６年前、鳥栖を離れる決断をしたその日から思い描いていた、再び鳥栖のユニフォームに袖を通す！という夢が叶い大変嬉しく思います。この６年間での経験を出し切りチームのために全身全霊をかけてプレーする事を約束します。サガンファミリーで団結して戦いましょう！」
 

　また、同日にC大阪はV・ファーレン長崎よりDF毎熊晟矢、ファジアーノ岡山よりMF上門知樹の獲得を発表した。

　24歳の毎熊は東福岡高から桃山学院大を経て2020年に長崎でプロデビュー。FWから右サイドバックにコンバートされチームの主軸に成長。今季はJ２でリーグ２位の10アシストを記録した。

「この度、V・ファーレン長崎から加入することになりました、毎熊晟矢です。素晴らしいクラブの一員としてプレー出来ることを嬉しく思います。セレッソ大阪の勝利に貢献できるように全力で戦います。これからよろしくお願いします」とコメント。

　同じく24歳の上門は2016年に地元沖縄の与勝高から当時J３のFC琉球に加入。プロ初ゴールはデビューから２年経った2018年３月のカターレ富山戦だった。2020年に移籍した岡山では得点パターンを増やし、昨季は７ゴール、今季は13ゴールでともにチームトップの数字をマークした。

「ファジアーノ岡山から移籍してきました上門知樹（うえじょう　さとき）です。J1の舞台は初挑戦となりますが、セレッソ大阪の力になれるように日々努力します。セレッソ大阪のサポーターの皆さんの前でプレーするのが楽しみです！よろしくお願いします」と意気込みを語った。

　J２で結果を残してきた24歳コンビのJ１挑戦に注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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