「絶対にもっとできることはあった」。なでしこ長谷川唯が語る欧州2連戦での課題と収穫

カテゴリ:日本代表

サッカーダイジェストWeb編集部

2021年11月30日

「アングルを取ること、ポジショニングは少しずつできてきた」

攻撃のキーマンとして、長谷川にかかる期待は大きい。オランダ戦でも高い技術を活かし、好機を作り出していた。(C)JFA/PR

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 10月に発足した池田太新監督率いる新生なでしこジャパンが、欧州遠征を実施。11月25日にアイスランド女子代表と対戦し、0-2の敗戦。同29日のオランダ女子代表との一戦は、0-0のスコアレスドローに終わった。

 アイスランド戦に続き、オランダ戦も先発した長谷川唯は、今回の遠征を次のように振り返る。

「なかなか合わせる時間もなかったですけど、それでも絶対にもっとできることはあったと思います。得点は絶対に取らなければいけなかった。すごい課題は残ります」

 オランダ戦に関しては、長谷川自身は持ち前のテクニックでいくつかのチャンスに絡んでいたが、「少し選手間の距離が遠くて、なかなか良いコンビネーションが作れなくて、ゴールが遠かった」と反省の弁。

 もっとも、2試合を通じて収穫がなかったわけではない。

「ボールの運び方とか、ゴールに行く手前のところまでは、全体の共通としてアングルを取ることだったり、ポジショニングのところは、少しずつできてきたのかなと思う」
 
 チームは来年1月、23年のワールドカップ予選を兼ねたアジアカップに挑む。

「本当に厳しい戦いだと思う。アジアの選手だからこそ、少しやりにくさや、粘り強い守備はあると思うので、欧州のチームとは違ったやり方も考えながら挑んでいきたい」

 今回の2連戦は未勝利、無得点。目に見える成果は残せなかったが、それでも少なからず手応えは掴んだはず。攻撃のキーマンとして、かかる期待の大きい長谷川の今後の奮闘に期待したい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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