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「まだ“前半”が終わったところ」吉田麻也は早くも次戦に照準!「もちろん2回は負けられない」

カテゴリ:日本代表

サッカーダイジェストWeb編集部

2021年11月12日

「このシリーズの2試合は確実に勝点3を」

勝ち続けることで他国へプレッシャーをかけたいと語る吉田。※写真は会見中のスクリーンショット

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「まだ“前半”が終わったところ」

 吉田麻也は次戦に向けて気を引き締めた。

 日本代表は11月11日、カタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選でベトナム代表と対戦し、1-0で勝利を収めた。

 試合後にオンライン取材に応じたキャプテンは、「勝点3を取るという最低の課題はクリアできた。そこは一番ホッとしているところ」と胸をなでおろす。

 欧州から現地入りした11選手は、フライトのトラブルで到着が遅れ、試合の前日にチームに合流。自身を含めて到着が遅れた冨安健洋、伊東純也、南野拓実、守田英正が先発。前節のオーストラリア戦から酒井宏樹を除く10人が同じメンバーで試合に臨んだ点についてはこう見解を示した。

「ひとつは、この前の(オーストラリア戦)が良かったのももちろんある。すりあわせる時間が少なかった分、あまりいじらないほうが良かったという判断だったと思う」

 さらに吉田は、「いろいろアクシデントはあったし、僕らは1日前でしたし、ほとんどの選手が2日間しか練習していない」と語り、「短い時間ですり合わせることは難しかったので、やはりミスもあったし、上手くいかない部分もあった」と試合を振り返った。
 
 辛勝となったが、この日の勝点3が大きかったのも事実だ。他会場では、サウジアラビア対オーストラリアが0-0、中国対オマーンが1-1で終わったため、日本はオマーンをかわして3位に浮上。2位オーストラリアと1ポイント差に縮めた。

 次戦は9月にホームで苦杯を飲まされたオマーン戦だ。吉田は「決してオマーンを過小評価してはいけないが、自分たちのことも過小評価すべきではない」そう冷静さを呼びかけつつも、こんな青写真も描いているという。

「このシリーズの2試合は確実に勝点3を取って、勝点6を積み上げたい」と語り、ベトナム戦での勝利は「まだ“前半”が終わったところ」だと位置づける。

「“後半”のオマーン戦に向けて、またいい準備をしないといけない。初戦で負けている相手だし、もちろん2回は負けられない。このシリーズの後半戦でも確実に勝点3を取って、上のチームにプレッシャーを与えたい」

 森保ジャパンは、日本時間17日の1時にキックオフされる次戦で、キャプテンが思い描くような結果を出せるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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